舐めれば治るから放っといて
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何度も夏を超えてきた
だいたい、幸せだった
疑いもせずに





「良い歳」になって、
「運命」なんて思ったの。
ああ、やっと私は幸せになれるんだ、
なんて感じて、揺さぶられた。
なのに。

勘違いだったなんて。



大人になっても、
まだこの世界は悲しい事で溢れてる。
負けないし、曲げないって決めて、
どうにか生きて来たけど。

私が思うほど、
世界はちゃんとしてなくて、
愛も溢れてはなくて、
望んだものは必ず手に入るなんて、
妄想の一種みたいに感じた。


誰もが確固たる愛を探して、
置き去りの子供みたいに彷徨ってるのかと思ったら、
そんな事なかった。
それは私だけだった。


幸せになれるって感じたのに。
心から思って、確信すらしかけてたのに。

ただいつも通り、
新しい刺激にやられただけだったのか。



つらい。



私にしか分からない、
貴方の




誰にだって、
過去に想いを馳せて、
暗い部屋の隅で孤独に身を任せたくなったり、
街行く人に懐かしい面影を重ねてしまったり、
お酒に酔いながら、愛しかった声を思い出したりする事はある。
(私にはないけど)

それすら嫉妬して、
悲しい気持ちに押し潰されてしまいそうになるのなら、
どうぞ、諦めて?
一生独りで生きてください、って思うだけで。

でも、
潔癖だし、純粋だから、
私はまだうまく許せないの。
and you?




何度も何度も繰り返し、
同じ欠片と出逢っては、
対峙する事を恐れて逃げ回ってここまで来た。

君の深淵を見つめる事は、
イコール、
自分の深淵を見つめるようで。
そんなの楽しい思い出で埋めてしまったつもりでいるのに。
事実、今現在私には、
ちょっとした孤独とちょっとした金銭欲求以外、
大した不満はないんだ。
だから今更対峙しなくたって、
どうにか楽しく生きて行ける。
ただ、誰にも心は開かないまま。


気にしてないだけで、
いっぱい我慢して、
いっぱい傷付いて、
生きて来たかも知れない。
(かも知れないって言う位、
今はもう気にしてないつもり)


どんなに過去でも、
それがなけりゃ、
もうちょっとは良い人生だったかなとか、
もう1mmぐらいは素直に幸せと言えたかなとは思う。
だから、
君がどんなに気にしていなくても、
私は良い加減その深淵を覗かないと、
前に進めない気がしているんだ。
今がどれだけ幸せでも。








AM 01:23

気を遣った後の、
湿気の溜まったワンルーム。
汗で絡まって張り付いてる前髪。
少し空いたベランダから、風に揺れるカーテン。
その隙間から漏れる月明かり。
食べかけのチョコレートと、一口残ったビール。
一瞬誰のか分からなくなりそうな柔らかい腰。

そんな孤独はもう感じたくないんだ。
お願いだから。

ずっと手を繋がせて。
ずっと見つめ合わせて。
ずっと気持ちを込める事を、許して。

過去の悲しみも、
現在進行形の孤独も、
叶わなかった幼い夢も、
いまだに夢に見てしまう面影も、
人に言えない後悔も、憧れも、暗い願望も、
全部全部ひっくるめて愛してあげるから。


どうかもう一度、
永遠を願ってみたい。




君の希望になりたい。



久々に視界が揺らいだ

目が合った瞬間、
喜びと、興奮と、羞恥と母性と切なさで
きっとそうなるって分かってはいたけど、
驚いた





「あの状況では、こうするのが自然かと思って」




何を意図していたかは分からないけど、
前兆は、あったよね?

---君が起こした事---
(私が誘った?)







以心伝心を頻繁に感じる中で、
砂浜に混じった公園の砂利ぐらいに、
ふと、自然ではないような何かを拾う

その、私の理想や道徳とは何か異なる背景を、
どうにか読み解こうと頭を捻る

私が君を好きな気持ちと、
君が私を好きな気持ちには、
(私がこれまで受けてきた好意とは、)
何か違う種類の物が混じっているか、
それかそもそもジャンルが違うなと


ありきたりな好意や色気や、
話しやすさや、安心感や見た目の好みでは、
救われないのか
或いは、求めていないのか

常識的な美しさや優しさがあれば、
どうにかなると思ってた私が間違いだった

そんな事よりも、
見えない何かをずーっと探されているような感覚

「あなたは特別です」
特別、なんなんだ




下心が見えない、
あくまで私を喜ばせる為の行為
その意図は?

だからと言って、
求めていない訳でもない
けど、
本当に重要視しているのはまた違う何か

安心感?信頼?心地良さ?


嗚呼、愛したい
これは何て言う気持ち?











きっと、
出逢ったタイミングが今じゃなかったら、
切なさを共通言語に体を重ねてたかもしれない
でも今はそうじゃないんだ









求めているのは、
どんな相手か、じゃなくて、
どんな自分でいられるか?
相手の中に自分を見てるの?




私が愛するくらいに愛されたいけど、
さて、



湿ってる
身も心も





きっと、
本当に1人が寂しくなってしまったんだね

抱えるものと背負うものとで、
不自由さと孤独が増して、
駆け出したい気持ちと、
少し寄り掛かりたい気持ちと、
丸ごと包み込んで寄り添ってくれる誰かがいれば良いのに
って



いつだって、
笑い話にするのは得意なんだ
ただたまに振り返って、真面目に説明したら、
ドラマみたいな話しばかりで

「辛かった」なんて一言じゃ済まないくらいの、
孤独や、後悔や、裏切りや、罪悪感の中、
どうにか腐らないようにだけ気をつけて、
気高く生きたいと、此処まで来た

こんな結果になった言い訳は、
いくらでも思い付くけどね

いつだって、
私も君も、ただひたすらに、
真っ直ぐに誰かに愛を捧げていたつもりだったのだけど…

誰か、もっと早く言って欲しかった
「もう、あんな辛い事はないよ、これが最後だよ」って
母親のように抱き締めてくれたら良かったけど




「しっかりしなきゃ」って、
物心付いた頃から思い続けてきたんだ
泣きながらも頭や手や足は動かして、
どうにかこの場所まで来た
そうしたら、誰かが
「えらいね、よく頑張ってね」
「愛してるよ」
なんて、言ってくれるんじゃないかって、
期待してたんだよ

いざ辿り着いてみたら、
プライドって鎧でガチガチで、
自分を守る術や、処世術ばかり身につけてた


誰かに心を許したくて、
許して欲しくて、
精一杯頑張ったんだけど

結局最後の一枚の薄い扉は、
自ら鍵をかけたまま
誰かに「好き」なんて、
安易にしか言えない大人になっちゃった
1%でも冗談が混じってなきゃ、
怖くて気が触れてしまうみたいに






でも、まだ、
諦めてはいない

私は1人だなんて信じてない

君も1人じゃないよ、
私なら君を包み込めるし、
君なら私を救えるんじゃないかって思うから


何かがこれまでと違うんだ


多分対峙したら、
もう少し発展したら、
あまり変わらないのかもしれないけど。


求められてるものが、
色気とかお洒落さとか女性らしらの枠とはズレてる気がする。


可愛く振る舞ったり、
艶っぽさを想像させる事が、
そのまま恋愛には繋がらない気がしていて…
軽い嫉妬や束縛も、あまり意味がなくて…

それ以上に内面が見えてしまっているからか

本質的な明るさや暗さ、
寂しさや優しさ、
滲み出る欲求や、
過去から繋がるような闇とか、
なんだかそーゆう物の方が、意味があるのか


「どんな人と付き合いたい?」
「何才ぐらいで結婚したい?」
「会う頻度は?場所は?」
なんて、野暮な質問で…
それでも確認したくなるのが乙女心なんだけど





To be continued...