地元の採集ポイントは、特異である。率直に山奥ではない。圧倒的な平野部。Googleマップ航空写真で見ても、採集ポイントは際立たない樹木。あるとしたら、林だ。小規模な林。林が重要な繁殖地なのかもしれない。もちろん、ピンポイント採集ヵ所ごとの採集木の根元地中も繁殖地である。林があり、林から数百メートル離れたわずか数本、1~2、3本のピンポイントがほとんどである。林は、人が入れないしげっているような場所ばかり、昔と違い地元では人の手が入らなくなっている(高齢化が影響しているのだろう=伐採に直結している)。つまり、俺は、林には入らない。言い換えると林まで入って採集をしない。また、林は農家の裏の木だったりする。農家の方は、自宅裏の木をうちの山と言ったりする。農家など民家の敷地内のポイントは絶対に入らない。地元の平野部では農家の裏山は重要な繁殖地でもあるのだ。このご時世、採集で警察のお世話になりたくないのが一番の理由(笑)。平野部採集地独特のあらゆるリスクを回避したすごくソフトな採集なのだ。そのかわり、ピンポイントを回るので採集ヵ所は多くなる。これが開拓した採集ヵ所だ。一般の方には、わからない。あまりにも意外なのか?えっ、この木で採れるの?と言われたり(笑)。それで、一晩で100頭近い成果を上げるのだから、我ながら、たいしたものである。どんなに採集しても、そのポイントでカブクワが絶滅しない理由は、そこにあるのだ。地方の大自然にある有名な産地とは圧倒的に採集地の性格が違うのだ。日本一カブクワの発生が早い特異な産地の実態である。それから、自分の採集コースでは、ヒラタやオオクワやミヤマは採れない。ゆえにヒラタ文化、オオクワ伝説、ミヤマ列伝は存在しないのだ(笑)。ネブトやスジも採れない。ノコギリ、コクワ、カブトムシ、この3本勝負である。