上翅の周囲から、はみ出す尻を含む腹部が少ない形状がいい。そのはみ出した腹部は、かなりのマイナス。はみ出した腹部分の体液、容積が胸角を含む前胸部や頭角、上翅の外骨格(蛹化時のそれらに対する体液充填)に効率良くフィードバックされているのが難易度が低い血統とも言える。つまり、必然的に長さというギネスサイズを狙う場合は、上翅から腹部分のはみ出しが少ない、または、はみ出しがない『前衛形状』の種親♂を選択するのがベストだと思う。長さと太さを同時に狙う場合にも言えると思う。ヘラクレスヘラクレスにおける前衛形状とは、そういうことだ。本日、提示する。それが、よくわかるのは、サナギ時の腹部分が伸びきったサナギ時最大体長と、羽化したあとの尻を含まないサイズとの比較だ。その差、つまりサナギ時最大体長から縮みが少ない羽化した姿こそが長さというサイズ狙いには欠かせない条件だと思う。上記は、一概には、言えないかもしれないが、ふと思ったので記事にしてみた。超長角個体と言える胸角率67%台や68%台の個体のほとんどは、はみ出す腹部が少ない。サナギ時最大体長193ミリが尻含まず164.5ミリで羽化、サナギ時最大体長182ミリが尻含まず162ミリで羽化など、サナギ時最大体長からの縮みには、かなりの差がある。同サイズのサナギを比較するとよくわかるが、血統の特徴をつかんでいれば、サナギ時の胸角の長さとサナギ時最大体長の兼ね合いで羽化 サイズのおおよその検討はつく。