みなさんこんにちは
ここ、大東京綜合卸売センターにある‟生湯葉”の専門店「吉祥」
「吉祥」では、1枚1枚手作業で‟生湯葉”を作っています。
‟生湯葉”を作るには…
・大量の大豆を洗い一晩水につける
・大豆をすりつぶし、釜で炊く
・豆乳とおからに分ける
・豆乳をゆっくり湯煎
・湯葉揚げ
の、工程があるのですが(ざっくりですいません)
大豆はとってもデリケート。
気温や湿度によって全ての工程にかかる時間が変わってしまうので
美味しい湯葉を作り続けるためには、熟練の感覚が必要不可欠なんです!
そして今回は「吉祥」で
最後の工程である《 湯葉揚げ》をレポートします!!
こちらが豆乳を湯煎するゆば釜。
ゆっくりゆっくり湯煎をしていきます
1~2分くらいで真ん中あたりから膜が張り始めます。
水分が蒸発していくと、成分中のタンパク質・脂質が変性し
熱凝固することで‟生湯葉”となります。
4~5分でよい感じの‟生湯葉”に
冒頭でお伝えしましたが大豆は非常にデリケート
気温や湿度によって湯煎の温度・タイミングを調整して
良い湯葉ができたところで…
湯葉揚げ
この湯葉揚げも、熟練した職人さんでも失敗してしまうことがあるくらい
湯葉をすくうタイミングが難しいのだそうです
出来立ての‟生湯葉”です
このあとすぐに粗熱を取り、冷やして完成です
「吉祥」の‟生湯葉”はほとんどが都内の料亭に旅立っていきますが
店頭販売もしております!なくなってしまうこともあるので
早い時間がオススメです
オーナーから教えてもらった1番美味しい食べ方は
わさび醬油
オーソドックスな食べ方が一番‟生湯葉”の美味しさを感じられるとのこと。
実際、食べてみましたが、これでもか!というくらい
しっかりとした大豆の香りと・甘味を、
醤油の塩味とワサビのツンとくる辛さが引き立ててくれ
病みつきになる美味しさ。
そして 湯葉の大豆×醤油の大豆 のバランスが本当に絶妙でした
時間が合えば、湯葉揚げが見れるかもしれません!
湯葉揚げが見れる市場は大東京綜合卸売センターだけですよ
それではまた
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