刺激を受けた高校生平和大使の行動力 | ふちがみ猛志ブログ『堺から世界へ』

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堺市議会議員ふちがみ猛志の日々の活動・政策やふと思ったことをつづるブログ。

高校生平和大使の報告会に行ってきました。


「高校生平和大使」は始まって21年目となる平和運動で、全国で20名の高校生が平和大使に選ばれ、ジュネーブに派遣され、核廃絶に関わる様々な機関と交流し、国連に核廃絶署名を届けるというものです。
2014-2016年には、国連核軍縮会議で高校生がスピーチをしたり、今年のノーベル平和賞の正式候補に残るなどしています。
 
 
さて、その報告会ですが、今回派遣された第21代の高校生だけでなく、第20代の高校生、そして今は大学生となった第19代の活動報告がありました。
 
豊かな感性で世界の人たちと平和交流してきたその経験は、どれもこれも素晴らしく、印象的でした。
 
中でも印象に残ったのが、第19代(つまり2年前にジュネーブに派遣された方)の現在の活動です。
 
高校生時代の平和大使の経験を活かし、大学1年で、仲間とハワイに行き、平和交流をしてきたというのです。
長崎出身者として、核の恐ろしさを伝えると共に、真珠湾攻撃について現地で学び、双方の加害・被害について、現地の方々と意見交換するためです。
 
また、ハワイを選んだのは、「オバマ元大統領に長崎にも来て欲しい」との思いを、ハワイにいるというオバマ元大統領の妹さんを通じて、本人に伝えるためだというのです。
 
妹さんの居場所を突き止め、面談を申し込んだこと。
その場で妹さんに紹介された、平和活動に積極的な高校を、すぐに訪れ学生と交流したこと。
その時の学生を、長崎で募金活動までして、長崎・広島に招いたこと。
 
そんな話を聞き、その行動力には、ただただ感服するばかりでした。
大変刺激をもらいました!
 
こんな若者がいること。本当に心強い限りです。
 
また、彼女たちの志や行動力には及びませんが、私も大学生の時、バックパックで世界を放浪し、世界の若者と平和や戦争について語り合い、それが政治を目指すキッカケにもなりました。
当時の自分を思い出しました。
 
その時の思い、世界平和への思いを忘れることなく、しかし、しっかりと地に足をつけ、まずはこの堺で、明日からも地道に活動していきたいと思います。
 
 
 
 
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