というタイトルは、いかにも物騒ですが、そうも言いたくなる今日この頃です。
行政には、それぞれの分野に応じて、専門家・有識者や市民の意見を聞いて、政策に反映させるための「審議会」や「協議会」が、いくつも設置されています。(以下、まとめて「審議会」とします)
その審議会には、数人の議員が「委員」として入ることもあり、私も、今年度は3つの審議会の委員を務めています。
さて、この1週間に、私が委員を務める3つの審議会の「今年度初」の会合が開かれました。
・・・・って、何かおかしいことに気づきましたか?
「今年初」ではありません。
「今年度初」です。
・・・今年度って、あと数日やん!!!
年度の最後の1週間ほどの間に、駆け込みで「今年度初」の審議会が3件・・・。
ある審議会など、平然と「平成28年度事業結果」と「平成29年度事業計画」が配られていました。私は、印刷ミスで1年間違えているのかと思いましたよ。
審議会って何のため??
条例で決まっているから、しぶしぶやる。
やることに意義がある。
まさか、役所にとってはそんなかんじなのでしょうか?
だったら、「審議会なんてやめてまえ!」と思ってしまうわけです。
やる時期だって大事です。
審議会の意見を政策(予算)に反映させるなら、予算編成が始まる秋、あるいはその直前の夏がいいはずです。
そもそも、この時期(年度末)の開催は、有効かどうか以前に、駆け込みとしか思えず、やる気が感じられません。非常に残念です。
審議会には、それぞれの分野の専門家にも来ていただいています。
また、日当もお支払いしています。(手間に見合ったものかどうかはともかく)
そうした方々の知識や経験、参加の労力や、日当として使われる予算がムダにならないよう、しっかり活かされるよう、よくよく考えて開催してほしいものです。
(私が参加した3件の審議会では、それぞれ私か、他の誰かが苦言を呈しました)
ふちがみ猛志
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