私は、堺東駅の『南側』に駐輪所を設置しないといけないと思っています。
堺東駅には、公営、民営を合わせて、いくつかの駐輪所がすでに存在していますが、『南側』にはほとんどない状況で、その『南側』に設置したいのです。
当然、お金がかかることではありますが、それでも必要だと確信しています。
なぜ必要か????
個々の駐輪所の稼働状況の分析にまで言及すると、ブログがとんでもなく長くなってしまうため、、、、、
「南側にないのって、おかしいでしょ!??」
という点についてのみ、書かせてもらいます。
この地図をご覧ください。
真ん中にあるのが、堺東駅です。
ご存じの通り、堺の玄関口であり、中心的な駅です。
そこから、200m、400m、800mと同心円が描かれています。
これは、徒歩2分半、徒歩5分、徒歩10分と置き換えてもいいでしょう。
そして、一番大事な線が、一番外側の、ダイヤモンド型のような線です。
これは、堺東と、周辺駅との中間線を繋いだものです。
堺東駅の左側(西側)の縦の長い線は、「堺東駅と、南海本線堺駅との中間線」です。
そこから、時計周りに説明すると、、、、
左上側の短い線 … 七道駅との中間線
上側の線 … 浅香山駅〃
右側の長めの線 … JR堺市駅〃
右下側の長めの線 … 三国ヶ丘駅〃
下側(南)の短い線 … JR上野芝駅〃
左下側(南)の線 … 湊駅〃
つまり、このダイヤモンド型の線の内側は、「堺東駅が最寄り駅」というエリアになるのです。
どうでしょうか???
南側にググッと広がっているのが、お分かりかと思います。
同心円で、「800m(徒歩10分)圏外」で、かつ「堺東駅が最寄り駅」というエリアは、駅北西部に僅かある以外は、南側に広がっています。
この「徒歩10分圏外」というのは、一般的に、「自転車を使う距離」と言い換えてもいいでしょう(もちろん、それ未満でも使う人はいますが)。
さらに言えば、、、
下側の「JR上野芝駅との中間線」、左下側の「湊駅との中間線」ですが、これらの駅は、各停しか止まらない駅ですから、実際にはこの線の外側(上野芝駅や湊駅に近い方)でも、堺東駅を利用している方は多いはずです。
右下側の「三国ヶ丘駅との中間線」についても、高野線利用者にとっては、三国ヶ丘駅は急行が停まりませんし、途中が坂道のため、堺東駅利用者は、もう少し外側に広がっているはずです。
つまり、堺東駅は、駅勢圏が圧倒的に南側に広がっている駅ということです。
なのに、堺東駅の南側には、駐輪所がありません。
この地図では、民営の駐輪所が紫の丸で表示されており、南側に一ヶ所ありますが、こらはもともとキャパが小さい上、現在はジョルノビルの建て替え事業で閉鎖されています。
緑の丸で示された公営駐輪所も、南側に一ヶ所あるように見えますが、これは高野線の東側にあるため、南側からのアクセスに対応できるものではありません。
堺東駅の利用者、とくに自転車で堺東に来る方は、圧倒的に南側に多いのに、南側に駐輪所がないという現実。
お分かり頂けましたか???
駐輪所は、目的地(この場合「駅」)からの距離が、200mを超えると利用率がグッと下がり始め、400mを超えるとほとんど利用されなくなっていくというデータがあります。(堺東駅周辺もその傾向が、如実に出ている)
また、目的地を通り過ぎて駐輪し、Uターンして目的地に行くというのは、心理的に、非常に遠く感じるものだそうです。
こうした点を踏まえると、、、、
そもそも、堺東駅の南側に駐輪所がないのがおかしい。
早急に南側、それも駅200m圏内に駐輪所設置を!!!
と私は思うわけです。
堺東駅周辺の活性化が盛んに議論されています。
この議論をし出すと、これまた長くなりすぎるので割愛しますが、、、
活性化に向けて、必須不可欠の条件の一つが、「周辺のお客様(住民)を取りこぼさないこと」だと思います。
とりわけそれは、遠く(難波や梅田)まで出かけるのが大変な、ご高齢の方や、子連れの方々であり、そうした方にとって「行きやすいまち」になることです。
車よりも、歩行者や自転車での来街者を大事にすることです。
車での利便性を競えば、鳳や七道の大型ショッピングモールにはなかなか勝てませんし。
堺東駅の活性化にとっても、堺東駅南側地域(安井校区、大仙校区、大仙西校区等)の利便性の向上(まちの価値向上)にとっても、、、
堺東駅南側への駐輪所の設置!
これを必ず実現したいと思っています。
その実現方法は、機械式駐輪所がベスト!
…と思っていますが、それはまた別の機会に書かせてもらいます。
ふちがみ猛志
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