コロンビア大統領にノーベル平和賞 | ふちがみ猛志ブログ『堺から世界へ』

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コロンビアのサントス大統領が、ノーベル平和賞を受賞しました。
政府とコロンビア革命軍(FARC)との和平合意が、長年続いてきた内戦終結への大きな一歩だと、高く評価されたようです。
(国民投票で合意が否決され、再交渉となるなど、道はまだ険しいようですが)
 
 
いやはや、私にとってもなかなか感慨深いニュースです。
 
 
私がコロンビアに行ったのは、2000年のこと。
 
一年間、中南米を放浪した時に立ち寄って、滞在日数はたしか10日ほど、
 
現地人からスペイン語で聞いた話なので(当時の私は日常会話がギリギリ、というくらい)、必ずしも正確ではありませんが、、、
 
「国土の1/3を革命軍が支配している」とか、「飛行機が革命軍の支配地域に強制着陸させられた」とか、「力が拮抗しているから、今は落ち着いている」とか、「都会は犯罪が多く、革命軍の支配地域の方が平和だ」とか、、、
 
日本では想像もつかないような、話をよく聞きました。
 
 
 
また、今となってはあれが革命軍によるものか、ただの山賊かはわかりませんが、私の乗っていた夜行バスが、山間部でバスジャックにも遭いました。
 
乗客全員が一人約500円を巻き上げられ、バスは解放。しかし、誰一人として警察に通報することなく、警察が現れることもなく、何事もなかったかのようにまたバスが走り出したあたり、いかにこの国で、こういうことが日常化していたかの証でしょう。(カツアゲ的感覚??)
 
 
バックパッカーをしてると、街中でマリファナの売人に声を掛けられることがありますが、この国では、いきなりコカイン、ヘロインでした(もちろん、いずれも手を出してませんよ!)
革命軍が資金源にしている、その影響だったのでしょう。
 
 
 
そんなコロンビアも、平和へ大きな一歩を踏み出しました。
 
 
コロンビアで忘れられないのが、陽気な人たち。
そして美しいアンデスの山々と、カリブの海。
 
たくさんの人たちが、そんな魅力に触れられるよう、一日も早く、コロンビアに真の平和が訪れることを願います。
 
 
 
 

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