宇宙と人間の愚かさは無限だ。前者についてはまだ確信が持てないが。
——アルベルト・アインシュタイン(1879–1955)
いやあ、私としたことが・・・というほどの"私"でないことは自覚しているのですが、言葉のあやというか、筆の勢いというか・・。続けます。いやあ、私としたことがほとんど気がついていませんでした。気がついていなかったのは表題の"日本人は能力が低い"ということをです。
なにしろ、日本に住んでいると「日本人は能力が低い」などと主張する人はいませんでしょ? それどころか、私が聞いてきたことは「日本人は能力が高い」「日本人は頭がいい」というようなことばかりでした。そこで質問です。そうであるとしたならば、なぜ失われた30年なのでしょうか? なぜ財政赤字が問題とされるのでしょうか? なぜ減税一つできないのでしょうか? なぜ政治家は嘘ばかりつくのでしょうか?
ドイツという国があるのはご存知のことと思いますが、日本はドイツにGDPで抜かれました(2024年)。ドイツの人口は約8350万人です。日本の人口は約1億2305万人です。なぜ抜かれてしまうのでしょうか。答えははっきりしています。ドイツ人の方が優秀だからです。能力が高いからです。日本人は能力が低いのです。誰が考えてもそのような結論になるというか、そのような結論にしかならないはずです。
※参考「なぜ日本人の生産性はドイツ人の半分なのか(1)- 失われた30年を生み出した大きな要因 -」
大まかにいって、日本の人口はドイツの1.5倍です。1.5倍も人口があるのにGDPで抜かれるということは、日本人はドイツ人の1.5倍能力が低い、1.5倍頭が悪いということでしょう。
などと書くと、したり顔の知識人、あるいは似非専門家がいろいろ屁理屈を言うのかもしれませんが、所詮は言い訳です。日本人の能力の低さは隠しようもありません。
大体において、高市早苗を見てください。あれほどまでに能力が低く、素性(経歴)が怪しく、不正選挙等に手を染める人間が総理大臣に選ばれているのですよ。これ以上ない日本人の能力の低さの証明です。そんな人間を総理大臣に据えて結果が良くなるはずがないのですが、日本人の能力ではそんなことも見抜くことができません。
そもそも、日本人はなぜ自分たちは頭がいい、優秀であると勘違いするようになったのでしょうか。1945年に戦争に敗れた時には、日本人全員が自信を失ったはずです。日本人の命が300万人以上失われ、沖縄も、台湾も、朝鮮も、満州も、樺太も、千島も、小笠原諸島も奪われてしまいました。惜しかったですねえ。せっかく苦労して手に入れた領土だったのですが。
しかし、それも見方を変えると、自分たちの領土を奪われてしまうくらいに日本人は愚かだったということになります。言い訳は不要です。そもそも勝ち目のないアメリカ相手に戦争を始めてしまった日本人はとんでもない"アホンダラ(阿呆陀羅)"であるとしか言いようがありません。
戦争に負けて日本人はペシャンコになり、やっとそこから真面目に努力をするようになりました。敗戦で精神が正常に戻ったのです。歴史上、日本人が一番真面目だった時ではないでしょうか。そりゃそうです。自分の娘が米兵相手のパンパン(売春婦)をして稼がなければ、家族が食べていけないくらいに困窮したのですから。
しかし、娘というのはいいものですねえ。野村沙知代にしても、浅丘ルリ子にしても、伊東ゆかりにしても、戦後家族を支えるために一所懸命働いたのですから。参考までにうちの娘は親の脛を齧ること以外の才能がありませんでした。まあ、パンパンになるよりはいいことなのですが。
話が逸れました。戦後日本人はずっとそのまま自信を失っていればよかったのですが、そうはいきませんでした。自信を失い、心を入れ替えて真面目に努力したものですから、成功してしまいました。また、冷戦時代のアメリカは日本を熱心にサポートしてくれたという、幸運な外部要因もありました。その結果高度成長という大成功が日本にもたらされました。
ところが、能力の低い日本人に成功が訪れたところで、さして意味はありませんでした。単なるラッキーでしかありませんでしたから、それを維持することができなかったのです。幸運が訪れなくなり、あるいは不運に見舞われるなどして、あっという間に崩れてしまいました。
自分の能力以上の結果が偶然にやってきた場合には、愚か者はそれを維持することができません。例えば、国民一人当たりのGDPを見ると、これまでの最高位は2000年の世界第2位だそうです。信じられませんが日本が世界第2位だったのですよ。
しかし、単なるラッキーは長続きしません。愚か者は愚か者の定位置に戻ります。現在の世界ランキングはG7内ではもちろん最下位、OECD内でも韓国よりも低い26位です。もう日本はG7を脱退したほうがいいのではないでしょうか。代わりに韓国が入ればいいでしょう。日本よりもきちんと東アジアの代表を務めてくれるような気がします。韓国人は日本人よりも、嫌なことは嫌と言えますからね。アメリカの要求に思考停止してしまい、丸呑みするなどということをしません。
私が、「非常識な国日本」を明確に意識したのは2020年からの新型コロナ騒動でした。新型コロナくらい、ものの見事に日本政府が失敗したことは、1945年以降では初めてだったように思います。それゆえ、日本政府は現在に至るまで、死んでも自分たちの失敗を認めることができずにいます。
私がなぜ不信感を強めたかといえば、誰にでも分かるやさしいことだったからです。中学校卒業程度の学力と論理力があれば、誰にでも政府の新型コロナ対策の矛盾は理解できたと思います。そして、そんなやさしいことを隠すのは逆に大変難しいことでしたから、尾身茂分科会長や山中伸弥ノーベル賞受賞教授がいくら嘘をついても説得力はゼロでした。
にもかかわらず、マスメディアはほぼ全滅でした。政府の嘘をそのまま報道するという、戦争時の大本営のような組織に落ちぶれました。そしてこれまでの私は、そのような嘘をつく著名人やマスメディアは金を握らされたり、地位を餌にされたりして釣り上げられたのだろうと思っていました。しかし、最近になって実は違うかもしれないと思い始めました。
では、どのように思い始めたかというと、新型コロナ感染症は死の病である、ワクチンは感染を防ぐのに効果的である、ワクチンは重症化を防ぐ、ワクチンの副作用はワクチンの効果に比べると問題にするほどのものではないなどのデマは、金を握らされたり、地位を約束された人なり組織なりが、嘘をついて政府の意向に沿っていたものではないということです。
彼らはどのように思っていたのでしょうか。答えは単純です。彼らは真実を、つまり本当のところを自分たちでは理解できなかった、あるいは考える力がなかったのです。能力が低くて分からなかったために、一番確かな拠り所であると表面上感じられる政府の見解を、丸写しして拡散していただけでした。
つまり、日本人は能力が低くて、正しい認識を持つことに失敗したのです。ノーベル賞学者も、マスメディアもそうです。実は真実を理解していたのだけれども、権力に逆らうことができずに、泣く泣く長いものに巻かれていたのではないのです。理解するだけの能力がないために、なんだかよく分からないけれども、「厚生労働省がそう言っているのであればとりあえず同じことを言っておけばいいだろう」とただそれだけのことでした。
ノーベル賞学者であれ、大学教授であれ、専門家であれ、医師であれ、身分や立場に関係なく能力の低い人間は能力が低いのです。新型コロナ感染症やワクチンの正体を理解できないくらいに能力が低いのです。もちろん、能力の高い人は立場や地位に関係なくきちんと理解できるのですが。
そのように考えることで、新型コロナ騒動での最大の疑問が解決されたように思います。例えば、福島雅典という京都大学名誉教授がいますよね。大変にはっきりものを言う人であるために注目されますが、新型コロナ騒動を理解するだけの能力を持っているようです。そのほかにも大阪市立大学名誉教授の井上正康という人など何人かいますよね。
海外ではRFK jr.が内情を含めてよく知っている人でしょう。ただし、政治家になりましたので、どこでひっくり返るか分からないという面もありますが。
さて日本では一流と思われている学者でさえデマの発信元になるのですから、政治家となるとそれはもう、ごくわずかの例外を除いて、自分たちの政治的な都合しか考えません。感染症のことなど端から理解しようとしまません。ワクチンの有害性など、私からすれば単純で分かりやすいことですが、理解することができません。そして、政治家らしく、間違ったことを堂々と言ってのけます。今の世の中はそのようなレベルですね。
実は私は、新型コロナの問題は西側欧米諸国が解決してくれるのではないかと期待していました。しかし、どうも今の情勢では難しいようです。アメリカを中心に西側陣営が衰退してきたからです。
それはイラン戦争が象徴的に示しています。まずは正義がありません。論理もありません。将来の見通しもありません。ただただ、癇癪を起こして暴れ回っているだけです。そんな野蛮なアメリカを見せるのも作戦の一つではあるのですが、それが効果を持つ時代ではなくなってきたようです。というのもアメリカ軍は地上部隊を出そうとしないからです。アメリカ兵は地上戦で敵兵を見かけると、全てランボーに見えるのではないでしょうか。戦いになりません。もう、西側欧米諸国は何事によらず期待できなくなりましたね。
日本が盲目的に追従している欧米がその程度ですから、日本はもっと酷いことになっています。少し前に当ブログで「鯛(タイ)は頭から腐る」という言葉を引用したことがありますが、それをもじっていうと「国は政治から腐る」という言葉が当てはまりそうです。
私たち一般国民より先に政治の世界が腐り始めるのは、現在の政治を見ればとってもよく分かるのではないでしょうか。しかも現在進行形で、どんどん腐敗が進行しています。そして、多くの国民は能力が低いためにそのことに気がついていません。見ていてご覧なさい、今に酷いことになりますよ。
