最大の悲劇は、悪人の圧政や残酷さではなく、善人の沈黙である。

——マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(1929-1968)

 

 

 もう4年以上前のことになりますが「プーチン頑張れ!アメリカに負けるな!!」(2022.2.27)という記事を当ブログに載せたことがあります。


 その記事を載せた3日前の2022年2月24日にロシアはウクライナに侵攻しています。ですから、ウクライナ戦争が始まってすぐに書いた出来立てほやほやの記事だったことになります。

 そこで私が何を書いたかと言えば、
「昔からそんな不穏なロシア・ウクライナ関係であるが、そこに目をつけ、これは金になると狙ってきたのが、当然のことながらアメリカである。」
「アメリカに媚びへつらい、アメリカと一緒になって(ワクチンで)日本人を殺したのが安倍政権以降の自民党政権であり、日本のマスコミである。」
「政府やマスコミなどが本当の情報を流すはずがない。政府やマスコミがロシアが悪いというのであれば、真実はそれとは逆かもしれない。」
などと書いています。

 政府も、マスメディアも、一丸となって嘘を垂れ流していても、誰か彼かが細々とでも正しい情報を発信していたわけです。それが私の目や耳に飛び込んできますから、まだ日本の情報網は死んでおらず、私の記事にも反映されていますね。もっとも、正しい情報が国民に漏れ出ることを完全に妨害しようとしているのが、現在の高市早苗や自民党政権になりますから、日本もいつ暗黒の世界になってしまうのか分かりませんが・・。

 日本には昔から「壁に耳あり障子に目あり」という諺がありますから(どこでだれが聞いているかわからず、秘密はとかく漏れやすいということ。:スーパー大辞林)その伝統を守り続けてほしいものです(皮肉)。

 お陰様でその後のロシアは頑張ってくれており、実質的にウクライナ戦争はロシアの勝利、ウクライナの敗戦になっています。ウクライナを全面支援していたアメリカは痛い目を見たはずなのですが、性懲りもなく現在はイランに手を出しています。

 世の中にはいるんですよね、酒癖が悪い、女癖が悪い、博打に目がないなどの人たちが。さしずめアメリカは"戦争癖が悪い"ということになるでしょう。すっかり世界の嫌われものです。"癖"と書きましたが、言葉を変えると"依存症"ということになるのでしょうか。

 アルコール依存症、性依存症、ギャンブル依存症などは大変に厄介で、一生治らない人もいます。そのような依存症の中で、アメリカは"戦争依存症"であり、アメリカという国が滅びるまで治らない可能性があります。

 さて、そんな戦争依存症国家であるアメリカに見込まれたのが、今回はイランになります。笑い事ではないのですよ。というのも、1941年に日本はアメリカに見込まれて戦争の当事国になったのですから。日本人であるならば表面上はともかく、本音ではイランを応援するのが筋というものでしょう。

 今回のイラン戦争はアメリカに一方的な非のある戦争です。四の五の難しいことを考える必要はありません。なぜかといえば、アメリカがイランに攻め込んだ理由がはっきりしているからです。その理由とは「イランの石油を奪おうとした」という、ただそれだけです。

 世界中に通用するルールとして、地下資源はその国のものということがあります。当たり前ですね。日本の地下から、ウランであれ、金であれ、温泉であれ、出てきた場合にはそれは日本のものです。ところがアメリカは、イランの地下資源である石油を「それは俺のものだからよこせ」と横取りするために今回戦争を仕掛けました。

 一応格好をつけるために、イランの核開発に関してアメリカはイチャモンをつけていました。しかし、イランが核開発をしているという証拠はどこにもなく、核開発をめぐっての協議をアメリカとイランとで行っている最中でした。そもそも、イランの核開発をアメリカが戦争によって止める権利はありません。それならば、北朝鮮とも戦争になっているはずです。

 しかし、あのトランプです。核開発に関する協議などというものはじれったいというか、もどかしかったのでしょう。目的は石油資源なのですから、そんなかったるいことをしていないで、直接奪いに行くと決めたに違いありません。その結果、予告もなしにいきなりミサイルをぶっ放しました。

 これだけ狂気の戦争というのは、アメリカがアメリカインディアンを虐殺して以来初めてではないでしょうか。なんの取り繕いもなく、正式な国家が個人でいえば強盗殺人犯と同じことを他国に対して行ったのですからひどいものです。アメリカ人の持っている野蛮人のDNAが目覚めたとしか言いようがないのかもしれません。

 余談になりますが、ひょっとするとトランプという人物は、フォレスト・ガンプなのではないでしょうか。1994年公開のアメリカ映画に「フォレスト・ガンプ/一期一会(原題:Forrest Gump)」というものがありました(
ヒューマンドラマ、ロマンス、コメディ)。トム・ハンクスが主演でした。

 今のトランプ大統領を、フォレスト・ガンプと考えると全て辻褄が合うような気がします。あの、軽薄で一面的な物事の捉え方、分かりやすくはあってもそれをどのように具体化するかの戦略不在、関税で見られるようなルール無視、行き当たりばったりの言動、あちこちで矛盾をきたす言辞、事の軽重をわきまえられないところなど、通常の知能を持った人間とは考えにくいですね。

 アメリカという国は、映画を現実に移すのが大好きな国で、新型コロナ騒動も2011年のコンテイジョン(Contagion)という映画をほとんどそのまま現実の世界に持ち込みました。大統領に関しても、面白がってちょっと頭の足りない男を選択し、フォレスト・ガンプ同様に金持ちの大統領に仕立て上げていった可能性を否定できないような気がします。

 ついでに言えば、高市早苗もトランプ流であり、つまりフォレスト・ガンプ流ですね。派手なキャッチコピーをポンポンと打ち上げますが、中身は空っぽです。「日本列島を、強く豊かに」「挑戦しない国に未来はない」「守るだけの政治に希望は生まれない」だったと思いますが、結局何かしたのでしょうか? 

 中国やロシアとの関係を改善しなくてもいいのでしょうか? 石油不足はどうするつもりなのでしょうか? 実務そっちのけで、憲法改正やスパイ防止法制定などで人目を逸らしておいて、肝腎なことは何もしていないのではないでしょうか。

 話が逸れました。イラン戦争のことでしたね。人の道を完全に踏み外して、石油ほしさにアメリカが仕掛けた戦争がイラン戦争ですが、では、なぜアメリカはそのような無謀なことをしたのでしょうか。世界一野蛮な国がアメリカですから、当然と言えば当然なのかもしれませんが、それにしても何か理由があるはずです。

 それを最もうまく説明するのは、アメリカ帝国の衰退であるといえるでしょう。軍事的にも、政治的にも、経済的にも、文化的にも、アメリカは弱ってきました。その結果何が起きているかというと、思うように稼げなくなりました。

 稼げなくなったといっても、まだ世界一ではあるのですが、使う金が稼ぐ金を大幅に上回っている状態が続いています。このまま何年も何十年も続けることができないのははっきりしています。

 しかし、現在以上に金を稼ぐ方法をアメリカは持ち合わせていません。その一方で、金が必要なことはいくらでもあります。つまり、国家的な赤字を解消できず、これからも赤字がかさむ一方というのがアメリカの現状になります。

 もう無理なんです。だから見えを張らずに自国に逃げ帰るのが一番なのですが、プライドの高さがそれを許しません。世界中に軍隊を派遣してあちこちで戦争を起こすなど、金のかかることはもうできない国になっているのですからやめればいいのです。日本からも欧州からも軍隊を引き上げればいいのです。同盟関係も解消すればいいのです。

 そこを無理するものですから、他国の財産を強奪するために戦争をしなければならなくなるわけです。世界の覇権を握っていることが大変に旨味のあることは分かりますが、ない袖は振れないのです。あきらめるべきです。

 衰退していく国に特徴的なこととして、これは日本もそうなのですが、官民問わずに腐敗が進行していきます。分からなくはないのですけどね。国が衰退していくことによって、将来の展望が持ちにくく、明るい未来を感じ取れなくなっていきます。人々は真面目に努力しても報われないと感じ、活気や意欲を失います。

 そのような社会は腐敗していくようですね。利権が横行し、身内だけを優遇し、賄賂や不正な口利きが増え、それがまた不正を呼び込みます。アメリカは今や金融を中心とする国になりましたが、そのことが新たな腐敗の火種にもなるという悪循環も起きていそうです。

 

 日本の腐敗もひどいですよね。何しろ政治家は犯罪を犯しても捕まらないのですから。自分たちや高級官僚の待遇アップには熱心ですが、国民に対しては減税一つしようとしません。物価高も放置です。そして口先だけで空虚なスローガンを唱えます。

 

 しかも許せないのが、最近は自分たちが偉いかのような居丈高な態度をとることですね。悪政を行う一方で、反省するどころか開き直っています。それに加えて、憲法改正やスパイ防止法などによってますます国民を虐げようとしています。

 

 まあ、国民の方も高市早苗くんだりに騙されるのですから悪いのですけどね。と、なんだか愚痴を連ねてしまいました。今日のところはこれで終わりたいと思います。次回は高市早苗を褒めたいと思います。(ウソです😜)