なんだか私の知らない間に、いつの間にか日本では地震がどうのこうのと騒ぎ始めたらしいですね。一体どういうことなのでしょうか。なにも「私に断りを入れないのはけしからん」と言いたいのではありません。なんだか唐突に思えたものですから。

 今の日本政府くらい、つまり岸田内閣くらい信用できない政府は、明治維新以降なかったでしょう。なにしろ、ワクチンで何十万人も自国民を殺害して知らんふりをしているのですから。あるいは、自然災害が生じて困っている人がいるのを横目で見ながら、救援の手を差し伸べようとしないのですから。政府としてどうのこうのいう以前に、人非人ですよね。

 そんな日本政府が、唐突に地震を話題にし始めたのですから、これは何かあると考えるのが自然です。今の日本政府は(アメリカもそうですが)、言葉を額面通り受け止めることができません。信じる者は殺されます。

 地震の裏で岸田総理は"憲法改正"に一所懸命のようですから、国民の目をそらすために地震のことを騒ぎ始めたとも考えられます。戦争のできる国にしたい、核兵器を所持したいというのは、現在の自民党の悲願になります。実に恐ろしい政党ですね、自民党は。

 話があまり拡散しても訳が分からなくなりますので、地震のことに焦点を当てて考えてみましょう。まずは今月8日の夕刻に、日向灘地震(震源は宮崎の東南東30km付近)があったことが始まりなのでしょうか。最大震度は6弱、津波は最大で0.4mという、大きいことは大きい地震でしたが、日本では1年に2、3回あっても不思議はない程度のものでしょう。

 奇妙なのは、この地震の後、「南海トラフ地震臨時情報」なるものが気象庁から発出されたことです。東大の嘘つき名誉教授がNHKでもっともらしい顔をしながらデマを流したようです。「【動画】専門家解説「南海トラフ地震臨時情報」2024.8.8 NHK NEWS WEB」

 さらに面白いことには、いや、さらにバカバカしいことには、例の岸田総理が「南海トラフ地震臨時情報」が発表されたからと、中央アジアなどの訪問をとりやめたという報道がなされたことです。(「岸田首相 中央アジアなど訪問をとりやめ “巨大地震注意”対応」2024.8.9 NHK NEWS WEB) 完全に頭が狂っていますね。岸田総理はバカボンのパパなのかな? そうかもしれません。

 気象庁が地震情報を発表したからといって、外交をキャンセルするバカがどこの世界にいるのでしょう。そう思いませんか? これが注意報や警報ならまだしも、単なる臨時 " 情報 " ですよ。能登半島地震では、人が死のうが行方不明になろうが、テレビに出て駄法螺を語り、宴会に出て乾杯していたくせに、一体何だというのでしょうか。

 この報道にはもう一つおまけがありまして、立憲民主党の泉代表もグアム訪問を取りやめたそうです。立憲民主党の代表がどこに行こうが行くまいが、世の中には何の影響もないことですからどうでもいいのですが、岸田総理が批判されることを防ぐために共同歩調をとったのでしょう。1人では批判されることでも2人になると説得力が増しますから。つまり、立憲民主党の泉代表は岸田総理の提灯持ち、ないしは露払いということになります。

 自民党は完全にイカれてしまいましたから、私などは立憲民主党に期待したいのですが、岸田総理とお手々つないで一緒に歩くようでは信用できませんね。情けないなあ立憲民主党も。そういえば立憲民主党は、能登半島地震でも救援に行かないことで自民党や他の野党と談合していましたね。(志賀原発が事故を起こしていたのではないかと、私は疑っていますが・・。)

 それはさておき、確かに日本は地震の多い国です。そのことは皆さんもよく知っていますよね。そして「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉もご存知ですよね。これは二つのことを意味しています。一つは天災が必ずやってくることです。日本に住んでいる限り、私たちは災害から逃れる術はありません。そしてもう一つが、天災が間を置くということです。

 例えば東日本大震災がありました。あの頃しばらくは東北地方を中心として地震が繰り返しありましたが、福島原発が爆発した本震ほどのひどい地震は1回だけで、現在はすっかりおとなしくなりました。「天災は忘れた頃にやってくる」のが本当だとすれば、東北にはしばらく大震災は来ないでしょう。

 では、次の大震災はいつどこにやってくるのでしょうか。面白いことにそれを推測できる人はこの世に存在しません。東京かもしれません、大阪かもしれません、九州かもしれません、北海道かもしれません、やっぱり次も東北かもしれません。分からないのです。この大原則を、学者も、気象庁も、日本政府も知らないふりをしているのが今の日本です。「私たちには分からない」と本当のことを言いたくないのです。

 実は、東日本大震災が起きる前までは、巨大南海トラフ地震が来るとのもっぱらの評判でした。記憶が曖昧なのですが、確か東大が中心となって南海トラフ地震の研究を行い、危険性を指摘していたはずです。私のようなぼんやりした人間は特に疑うこともなく、「そうか、次は南海トラフ地震が来るのか」と何となく思っていたものでした。

 東大に騙されたのか、あるいは日本政府にとっても都合が良かったのか、次に来るのは南海トラフ地震であると多くの人たちが信じ始めるようになり、いろいろな研究や、研究に必要となる設備の設置、その他多くの予算が投じられたような話を聞いたことがあります。

 が、しかし、実際にやってきたのは東日本大震災でした。当時の学者のほとんどは、東日本大震災が起きる可能性に言及していませんでした。そりゃそうです。そんなこと、逆立ちしたって分からないことなのですから。

 今回、地震に関して突然奇妙でバカバカしい言動を取り始めた日本政府、岸田総理を見ていると、何だが新型コロナ騒動が思い起こされます。単なる風邪に無理やり焦点を当てて国を挙げての大騒ぎ、その結果は大山鳴動してネズミ1匹でしたが、それに付随して行われた新型コロナ用ワクチンでは大虐殺が行われてしまいました。みなさんシレ〜ッとしていますが、イスラエルがガザで行なっている虐殺並みと思っていいのではないでしょうか。

 怖いですねえ、心配ですねえ。今回はまだ起きてもいない地震で、そしていつ起きるか全く分からない地震で、総理自らが騒ぎ始めました。今度は何を狙っているのでしょうか。徐々にはっきりしてきましたが、最近の政治のテクニックは、政府が自国民を騙すところから始まるようになりました。これはG7と呼ばれる国々に共通の傾向ですね。

 誰でしょうか、そんなことを考えだしたのは。先進国の政府が協調して自国民を騙し、利用することによって国を維持し、発展させていくというのは、大変に画期的な思想です。キッシンジャーでしょうか、それとも私たちの全く知らないような人なのでしょうか。

 話が拡散してきたのでもっと狭くして、今回の地震で岸田総理は、日本人をどのように騙そうとしているのでしょうか。一番分かりやすいのが、南海トラフ地震 " 利権 " の復活ですね。東日本大震災で、それ以前に行われていた南海トラフ地震に対する研究や対策などは全部吹き飛んだのではないでしょうか。東大の先生をはじめ、それで食べていた人もいたはずですから、まずはその復活から始めたのでしょう。そのような意味からは、今回の日向灘地震は日本政府にとって大変にめでたい地震だったはずです。

 今後はそれを発展させて、地震予知研究センターを作ったり、各地に観測所を建てたり、どんどん人と物を配置して行くのでしょう。さらに、地震に限らず、気候変動、火山噴火、海洋汚染、生態系の変化など、不安定な自然をテーマに研究を進めます。そうそう、ウイルス感染症やワクチン開発も同じ範疇に入りますね。そして、私たちの環境が明日にでも壊れてしまい、日本人は死ぬや生きるやの大変なことになるかもしれないとのプロパガンダを流します。

 ここまで仕掛けを作る事ができればしめたもので、あとは政府の都合によって種々の恐怖を作り出し、煽り、国民を誘導して物を買わせたり、場所を移動させたり、あるいは禁じたりなど、政府のやりたい放題ができることになります。最初にすることは増税でしょうか。

 憲法改正、緊急事態条項の創設などの問題も絡んでくるかもしれませんが、仮に憲法改正ができずとも、たかが気象庁の " 臨時情報 " という低次元のレベルで総理大臣が外交をやめたり、新幹線が速度を落としたり、特急列車が運休したりするのですから、憲法改正などなくても政府の思いどおりに事を運べるでしょう。

 それにしても恐ろしい世の中になったものです。お分かりになりますか? 今や日本国民は日本政府にとってみれば " 獲物 " です。必要の都度 " 狩 " が始められます。国民は政府の騙しに誘導されて狩場に連れ込まれ、いいように利用され、場合によっては命まで奪われることになります。

 なんだか今回の記事は話題が随分拡散したというか、あらぬ方向にも行ってしまったような気がします。うまく私の意図が伝わってくれればいいのですが、無理かもしれませんね。そもそも " 日本政府を信用するな " というのは日本人にとって難しすぎるかもしれません。日本人はそのような社会を作ってこなかったような気がします。

 欧米は、支配層と、非支配層が対立関係にあって、食うか食われるかの戦いをした経験があります。今でもそうでしょうね。しかし、日本はそのようなことをしていないはずです。お殿様と領民が対立して一揆が起きることもありましたが、随分仲良くしていた地方もあったようです。領民が殿様をひっ捕まえてギロチンで首を跳ねるなんて、日本では考えられませんからね。

 そんな日本も欧米化が進みすぎて、お殿様、つまり日本政府が国民を食いものにする社会に変化してしまったのかもしれません。私はそんなの嫌ですが、若い人だと平気なのでしょうか。
そして、日本政府が国民を食い殺し始めるようになったからには、日本国民の方も政府のメンバーをギロチンにかけなくては釣り合いが取れないことになりますが、そんなことができますかね、日本人に。