前回「茶飲み話」を書こうとして失敗したものだから、今日は口直しということで茶飲み話を書いてみようと思う。

 今日(6月19日)の小樽は、天候晴れ、最高気温19.9℃ (07:27)、最低気温13.2℃ (04:11)、最大風速 3.2m/s (10:30)。

 何とも爽やかな一日で、まるで秋に台風の過ぎ去った日のよう。本州の方はと「tenki.jp」を見ると、大体は30度超えの予報になっている。(ちなみにこれを書いているのは19日の午前11時30分)。小樽の今日の最高気温は22℃、札幌は23℃の予報。

 どうぞ皆さん、北海道に避暑にいらしてください。と書きながら、優越感に浸っている。でもご安心のほどを。この仇は来年の1月2月に、2倍も3倍も取られることになっていますので。まあ、3日天下のようなもの。

 最近ダイエットを始めた。きっかけは5月に東京・横浜に行ってたくさん歩いたこと。それに今回はなぜか緊張して、食事も余り進まなかった。その結果少し痩せたんだよね。だからどうしたということになるのだけれども、痩せてみるととっても便利なことに気が付いた。何をするにも楽なんだな。

 たとえば、運転していて一時停止で左右確認。首がよく回る。「へええ」と思う。階段の上り下りも今までよりもスムーズ。全体に身のこなしが軽くなった。ちょっとからだがよろめいたようなときにも、簡単に持ち直せる。靴や靴下を履くのも楽。こんないいことはないと思って、どうせならもう少し痩せてみようかと。

 まあ、基本的には老化だとは思うけれど、というのも、若いときには太っていることが苦になるほど体が弱っていなかったのだろう。だから平気でいられたけれど、段々体が弱ってくると体重が負担になってくるのだろうね。まあ、学生だった頃と比べると、20Kgも太ったからね。

 ダイエットの方法はひたすら食べないこと。これまで生きてきて、運動は役に立たないということだけは分かっている。まあ、運動も朝から晩までぶっ倒れるくらいやればいいのだろうけれど、汗をかく程度では何の役にも立たなくて、その分お腹が減るだけ。あ、あくまで私の経験上。コーヒーや紅茶は食欲を感じなくするためにはある程度効果があるように思う。

 今回、ひょっとしたらうまくいくかもと思うのは、ダイエットをして体が楽になったと実感したから。励みになるというか、ダイエットの利得を感じることができるのは大きいような気がする。

 それでも、今は少し慣れてきたけれど、食べないのはイライラする。何も起きていないのに腹が立つというか、不機嫌が続く。ニャロメと思ってAmazonでポチッとした。買い物をするのは男でもストレス解消になる。あ、そうか、エリートは太らないけれども、なぜかと考えると、食べるの我慢しているときに浪費できるだけの経済的余裕があるということかな。酒も飲まず、タバコも吸わず、腹いっぱい食べることもせず、それでも平気でいられるのは自由に浪費できるからかも。私も1億円くらい財産があれば、スラリとなるかもしれない。

 それで、何をポチッとしたかといえば、パソコン用のモニタというかディスプレイというか。32インチの4K大画面。これまでは27インチの2560×1440だったのが、3840×2160になった。「大きいことは良いことだ」で、画面が広くなったのは嬉しいけれど、それ以上に喜んでしまったのが、くっきり、はっきり、滑らかによく見えること。どうせ老眼なのだから、微細なところなど見えやしない、違いは分からないだろうくらいに思っていたらこれが大違い。見やすいこと見やすいこと。

 映画なんか見ても、そりゃ4K画面は細かいところまでよく見える。文字通り目からウロコの感じ。早速、まだ見ていなかった「ゴジラ-1.0」を最初の5分ほど見てみた。満足。そして、その5分で拍手喝采してしまった。その先は見ていないからよくは分からないけれど、「いんじゃないですか、アンタみたいのがいたって。」「死んでこいなんて命令、律義に守ったって、この戦争の結果はとうに見えている。」というセリフがあったから。

 嬉しいねえ。私は以前からそのようなことを書いてきたけれど、ネット上ではそのような意見を余り見かけない。最近は右翼というか、全体主義者というか、そんな者たちの声が大きくなってきていて、若者は国を守るために死んで当然なんて感じのことを言う人までいる。違うんだよね。自分の命を懸けるのであれば、それに見合う結果が残せるかどうかを考えた上でなければいけない。大東亜戦争での日本の特攻隊はいってみれば無駄死にだったのだから、特攻する価値はなかった。

 でも日本人はそこのところ、分かろうとしないというか、分かりたがらないというか。何だろうねえ。「お国のために」「天皇陛下や総理大臣の命令」というあたりで酔ってしまって思考が停止するのだろうか。現在、かつての日本と同じことがウクライナで起きている。喜ぶのは戦争で大もうけできるアメリカ軍産複合体やスーパーリッチたちのみ。

 どのくらい知っている人がいるか分からないけれど、ウクライナにもう勝ち目はないらしい。ウクライナ軍はかつての日本軍のように、徹底的に、コテンパンにやっつけられたという。だから、早く停戦をして、これ以上の犠牲者を出さないようにするというのが、常識ある者の考えること。

 ところがアメリカも、アメリカの金魚の糞である日本も、戦争をやめろとは言わない。言わないどころか、金を渡してこれでもっと戦えと煽る。自分たちのしていることの結果を見通しているのであればまだいいけれども、バイデンも、岸田も、その他ヨーロッパの首脳も、何の見通しもなく戦争を続けさせている。岸田は大東亜戦争で一億総玉砕できなかったことを後悔しているのだろうか。

 おっと、話がまた深みにはまっていく。そうか、ゴジラの話から横道にそれたんだった。4K画面は映画がきれいに見えるけれど、私のようにブログを書いている者にとっては、文字がとっても見やすくなったのが大変に嬉しい。違うものですねえ、明けてびっくり玉手箱。

 パソコン用ディスプレイをポチッとしたついでに、たこ焼き器もポチッとしてみた。こちらはかわいいもので1409円。鋳物製でガス火用。16個穴が開いている。卓上ガスコンロで使おうと思っている。

 たこ焼きはもう20年以上前に何回か作ったことがある。「ちゃんと作れるな」と思ったところでやめてしまった。当時家にあったものが9穴しかなくて、家族が4人いたからとてもではないけれど待ちきれないのが一番の原因だったかな。今は夫婦2人だし、16個もできれば十分のような気がする。

 そういえば、YouTubeでたこ焼き作りの説明をしている動画を3、4本見たけれども、あきらかに「銀だこ」のことを指して、「あれはあれでおいしいですけどね」と言っている動画が複数あった。私は昔1回だけ「銀だこ」を食べて、2度と食べないと決意して以降は食べていない。なぜ銀だこが全国チェーンで店舗を増やしていけるのか私にとっては摩訶不思議だけれども、いくら私でも他人の好みにケチをつけるつもりはないや。

 20日に告示となった東京都知事選。小池都知事と蓮舫の足の引っ張り合いというか、醜い争いというか。この2人というよりも、取り巻きの争いになっているのかな。ネット上でもお互いに削りあっているように見える。なんだか、アメリカの大統領選挙みたいだ。2016年にトランプが立候補してからなのかな。対立候補のことを悪し様に誹謗中傷するようになったのは。

 アメリカがやると日本も同じようにマネを始めるのかな。何だかみっともない。あ、いや待て、そういえば、野球の故野村克也監督の夫人だった野村沙知代さんも、かつて学歴詐称で騒がれていたね。小学校しか卒業していないのに、あろうことかコロンビア大学精神心理学部卒業と学歴を詐称して、1996年の衆議院議員選挙に立候補したそうだ。

 野村沙知代さんが許せるような気がするのは、あまりにも生い立ちが気の毒であることや、学歴詐称はしたものの嘘をついたというだけで実害がなかったせいだろうね。その点、小池都知事の場合は都知事として学歴詐称のままもう8年も仕事をしているから、簡単に見逃すわけには行かないような気がする。

 一方の蓮舫は、どうなのだろうか。現在の国籍には問題ないようだけれど、過去を遡ると二重国籍だった、いや二重国籍どころか純粋な台湾籍だった、ひょっとすると中国(中華人民共和国)籍だったということまで疑おうと思えば疑えるわけで、これまたかなり深刻な事態になる。

 そして、私がふと思うことは、今回の都知事選挙は、アメリカ対中国の代理戦争なのではないかということ。当然アメリカチームは小池都知事を応援して、中国チームは蓮舫を応援する。政治家でも、評論家でも、ジャーナリストでも、旗色を鮮明にしている人は、どちらかのチームに属しているということになる。いやだね、そういうの。ここは日本なのだけれどなあ。

 当ブログの5月31日の記事「小池百合子 VS 蓮舫」では「どちらが勝っても… …日本に未来はない」なんて書いてみたけれど、岸田総理のトンデモぶりと併せて考えると、日本って大丈夫なんだろうかと心配になってくる。「日本人って間抜けに見えたけれど、意外に賢かったんだなあ」と10年後に言えるようになっていると嬉しいのだけれど。

 

 今のところ小池都知事が優勢らしい。新型コロナ騒動を煽った功労者を落選させるはずがないというのが私の読みだから、予想通りその路線を走っている、蓮舫が勝てるようになるには、つまり、中国がアメリカに勝てるようになるには、あと10年はかかるんじゃないかな。

 

さ、たこ焼き作らなくちゃ。