表題が刺激的なので、「ついに気でも狂ったか?」と思われるかもしれないけれど、自分ではそれほどでもないと思っているのでご安心のほどを。あ、でも自分でそんなことを言ってもダメか。

 まあ書き始めよう。土井たか子さん、田中真紀子さん、蓮舫さん、辻元清美さん、野田聖子さん、高市早苗さんなどは、私が全く関心を持たなかった女性政治家になる。強く引きつけられるものがなかった。蓮舫さんや辻元清美さんは大嫌いだったけれども、すっかりくすんでしまった今となっては、以前のようにもっと過激に頑張ってほしいくらいに感じてしまう。

 このように書くとお分かりになったのではないかと思うが、「女性遍歴」というのは、政治に関係した女性の誰が好きだったか、影響を受けたかという話になる。自分でもはっきりしないのだけれど、最初にすごいと思ったのは櫻井よしこさんだったような気がする。弁舌さわやかで論理的であり、説得力もあった。議論もできた。ニュースキャスター経験者であり、にこやかさもあった。

 特に韓国がテーマになっているときには力を発揮していたように思う。もう5年くらい前になるのだろうか、日本と韓国のあの対立は何だったのだろうか。今考えるとあれは多分ヤラセだったのだろうねえ。

 安倍元総理が仕組んだのか、アメリカが仕組んだのか、国民に韓国を敵視させることによって、自民党の求心力というか、支持を高めるために使ったのではないかと思う。加えて、韓国と仲が良さそうだった民主党を牽制する意味もあったかもしれない。もう政権交代は二度とゴメンだと自民党は思っていたから、韓国を利用したのではないかと私は疑う。あの頃は私もウブだったから、このブログでも単純に韓国を批判していた。

 そのような背景もあって、櫻井よしこさんの大活躍があったのではないかと思う。韓国をバッサバッサとものの見事に斬り捨てることができる人だった。おそらく安倍元総理好みの右翼的な人だったはずで、テレビにもよく出ていた。

 私が櫻井よしこさんへの熱が冷めたのは、多分新型コロナやワクチンに対する姿勢かな。それに、ロシアウクライナ紛争に関しても、アメリカ寄りだったはずだ。それに加えて、岸田総理ベッタリでもあるようで、「見事な岸田演説、覚悟して実現を」(櫻井よしこオフィシャルサイト 2024.4.25)というコラムを読むことができる。

 新型コロナとロシア・ウクライナ紛争は、私にとってこれ以上ないくらい優秀な踏み絵、あるいはリトマス試験紙の役割を果たしてくれている。両方ともに正しく認識している人はほとんどいないのではないだろうか。参政党の松田学氏は両方とも訳が分かっている人のはずだけれど、参政党自体が訳の分からないことになっているのが残念。

 小池百合子さんは櫻井よしこさんよりも先だったかな、私の好きな政治家だった。言い訳をすれば、私が政治のことを全く知らない頃だったもので。2007年の防衛大臣をしている頃に、美人だなあと思ってポケーッと見とれていたことがある。加えて、その頃はこれといった失言の目立たない政治家で、この調子で行けば総理大臣もあるのかと思っていた。実際に2008年には自民党総裁選に立候補していたようで、女性の立候補は史上初だったそうだ。

 ところがどっこい、新型コロナ騒動ですっかり化けの皮が剥がれた。今では顔を見るのも不快。しかし、小池百合子さんはアメリカの誰かと直接取引があったんだろうね。新型コロナに対するあの独占的ともいえる活躍ぶりはそうでもないことには説明がつかない。さすがの週刊文春も小池百合子さんの背後にアメリカのどんな大物がいるのかの報道はないなあ。その筋の人はみなさん知っているはずだよね。教えてほしい。

 カイロ大卒業の話はもう私の中では決着がついている。間違いなく卒業なんかしていない。それを公がどのように認定するかは、まあ、お好きにというくらいの興味しかないかな。もう盛りの過ぎた人だしね。

 ちょっと期待をしていたのが、エッフェル姉さんこと松川るいさん。そこそこ弁が立つし、つまり政治的な頭は悪くなさそうだし、見栄えも、学歴も、職歴も立派なもの。総理大臣候補かなあと思って見ていたけれど、エッフェル塔でケチが付いた。

 エッフェル塔事件は明らかに政治的な陰謀、罠。安倍派潰しの一環だったのだろうか。海外旅行気分で外遊したなどということは責められるほどのことではない。いいじゃないの浮かれた写真の1枚や2枚。そんなことを言い出せば、地方自治体まで含めた議員センセイたちの買春ツアーなんてどのように説明するんだろうかねえ。実態はよく知らないけどさ。それに比べりゃ女性議員の海外旅行なんて品行方正で文句なしだと思うけれども、やられちゃったねえ。

 そのようなことって、一体誰が仕組むのだろうか。それでふと思い出したのが森元総理の「女性の会議は長い」発言。そりゃ確かにあんな老害は早く消えてほしいという気持ちは分かるけれどね。だからといって言葉尻をとらえて、オリンピック組織委員会会長を辞めさせるというのは筋違いだな。何でもいいからいちゃもんをつけて引きずり下ろせばいいというのは、民度の低さだと思うよ。あるいはもう少し上のレベルでの権力争いの結果なのかもしれないけれど。

 森元総理が何を言ったかというと、「女性理事を選ぶというのは、日本は文科省がうるさくいうんですよね。だけど、女性がたくさん入っている理事会は、理事会の会議は時間がかかります。」「女性っていうのは競争意識が強い。誰か1人が手をあげていうと、自分もいわなきゃいけないと思うんでしょうね。それでみんな発言されるんです。」「女性を必ずしも数を増やしていく場合は、発言の時間をある程度、規制をしていかないとなかなか終わらないで困るといっておられた。」

 このような発言をしてはいけないというのは、むしろ言論統制ではないかと思うけれどね。偏見を述べたわけではなくて、実体験を述べたわけだから。

 その森元総理の発言が問題にされているWEBページに、橋本聖子さんの写真も載っていた。橋本聖子さんといえば、森元総理の後任としてオリンピック組織委員会会長を務めた人だから、森元総理と同じところに写真が載る。

 その橋本聖子さんだけれども、2014年のソチオリンピック開会式の打ち上げパーティで、フィギュアスケートの高橋大輔選手に「強制キス」を行ったことで有名なんだな。

 

 こんな破廉恥なことをした人が、「女性の会議は長い」と言っただけでクビにされたオリンピック組織委員会会長の後釜に座るって、私としては全く納得できない。「男女差別のしすぎでしょ?」と思ってしまう。そう、男性を差別し過ぎ。これ、逆に男がもしこんなことをしたら、即刻議員辞職でしょうに。女だから許されるわけ? まあ、往々にしてこの世の中そんな具合になっているけれど。

 話がそれた。現在私が熱を入れている女性政治家が、れいわ新撰組の大石あきこさんになる。私から見ると若いお姉ちゃんだけれど、もう、拍手喝采。並み居る腐ったおじさん議員を前にして、堂々と批判してのけるその力量はたいしたものだ。しかも、その批判が図星であることは、おじさん議員たちの表情を見ているとよく分かる。ぐうの音も出ないという顔になっている。

 私から見ると、どこから見たって悪は腐ったおじさんたちの方だから、「やれやれ!、もっとやれ!!」と心の中で声援を送っている。

 この大石あきこさんの経歴を私はほとんど知らない。というかつい最近知ったばかりの人。1977年生まれの46歳。大阪大学工学部環境工学修士課程修了。工学博士。その後大阪府職員をしていたけれど、朝礼の席上で橋下徹に抗議したのは有名らしい。国会では岸田総理に向かって「もう一度言わせていただきます。この鬼。もう一つ名前を差し上げます。資本家の犬、財務相の犬。」と暴言を吐いたらしい。

 もうね、このくらい言ってやらないとダメなんですよ。蓮舫や辻本では明らかなパワー不足。なにしろ今の日本政府は、ワクチンで日本国民を何十万人も殺しておいて、知らん顔しているような政府だからね。巨大な悪に立ち向かうのには、大石あきこさんくらいのパワーはどうしても必要になる。

 そういう意味では、立憲民主党も、共産党も明らかなパワー不足。他の政党に関しては、自民党の補完勢力だから言うに及ばず。参政党も力不足。もっと優秀な人が国会議員として加わらないとダメだね。そうなるとまた分裂するのかな?

 あ、話がズレた。大石あきこさんは既婚で娘が1人いるらしい。夫については不明。どんな人なんだろうねえ。ネットを検索していたら、大石あきこさんが中核派だったのではないかという情報があった。夫も中核派で、大石あきこさんの精神的支えになっているとしたら分かりやすいのだけれどもそのあたりは全く不明。

 いずれにしても、今の自民党はすっかり " 巨悪 " と化している。巨悪と戦うためには、それ以上のパワーが必要なわけで、私としては大石あきこさんに期待するところは大きい。

 それにしても安倍元総理は本当に悪かったみたいだなあ。安倍総理になって選挙は自民党の連戦連勝だった。私などはアホだから「すごい、すごい」と喜んで見ていたけれど、今となってみれば、国費から買収資金をふんだんに引き出して使っていたのではないだろうか。

 

 二階元幹事長が5年間で約50億円の政策活動費を受けとっていたとされているけれど、それってほとんどが選挙の買収資金に使われたのじゃないかな。それ以外にも国の金を、100億も200億も選挙の度に引き出していたのかもしれない。消えた11兆円あたりもそんなところじゃないの?

 安倍元総理は金の力で日本を支配した人だったのだろう。田中角栄など問題にならないくらいに。ある意味天才的だけれども、そこに正義はない。悪の御本尊というのが正体だったのかな。

 以上、大石あきこさんを褒めたつもりでいるけれども、私はれいわ新撰組の支持者ではない。彼らの日頃の発言は私も賛同するところが多いのだけれど、全般には政策が過激過ぎて付いていけない。

 例えば「子ども手当て月3万円」「保育料、給食費、子ども医療費、学童利用料を無償に」「大学院までの教育無償化」なんてのがあって、いずれもとってもいいけれど、本当にできる?

 

 かつての民主党政権が公約は立派でも実現できなかったものだから心配になる。民主党政権では、例えば高速道路無料化なんてものを私は単純に期待していたのだけれども、いつまでたっても無料になることはなかった。そのようなことになるのではないかとの心配がある。

 

 そのほかにもれいわ新撰組は「自然エネ100%達成」が目標らしいけれど、自然エネルギーの環境破壊の凄まじさを知ってのことだろうか。そのあたりも不安だねえ。あと、私としてはワクチンに言及していないのも気になる。なぜ言えないのかと考えると、「れいわもあいつらの一員?」なんて考えがよぎってしまう。

 

 ま、若い政党だし、まだ人数も少ないから粗削りであるのには目を瞑らなければならないかもしれない。あ、そうそう、日本維新の会よりは数百倍まとも。万博やIRがどのように着地するのか知らないけれど、あれが維新の正体だと思うよ。コロナでも嘘つきまくりだったし。イソジンの引っ掛けは忘れられない。小泉進次郎以上だよね。

 

 今日本の一番の問題は、自民党がもうすっかりアメリカに日本を売り渡す気満々でいることだね。あの人たち、確信犯的な犯罪者集団だよ。裏金を誤魔化すといった些細なことではなく、日本という国の存在そのものを危うくしている。自民党はこの先、正気に戻ることはあるのだろうか。

 

 それと比べると愛国心を打ち出しているれいわ新撰組の方が期待が持てるのは確か。他の野党が自民党の補完勢力になって、甘い汁を吸おうと狙っているのが情けない。共産党ですらダメでしょ? 今れいわ新撰組が一番野党らしい野党だと思うよ。権力の腐敗と戦っていることが分かるから。

 

 今すぐにでも大石あきこさんを総理大臣にして、政治にまつわる " 金の流れだけでもきれいにさせたい " なんて夢想してしまう。例えば、国会議員に渡す給料というのか、報酬というのか、手当てというのか、全部含めて1人2000万円のみ。それ以外は一切なし。政党にも派閥にも事務所にも一銭も渡さない。寄付、献金、交通費、通信費、兼業、自営業等全て禁止か廃止。公設秘書は直接国が秘書に給料を支払い、一般の公務員と同待遇。要するに、国会議員に入る金は、国からの2000万円以外は全部禁止、廃止。個人的に利子や配当や家賃収入などの所得がある場合には、全額国へ寄付。

 

 「そんなんじゃあ、馬鹿馬鹿しくてやっていられない」という人は、国会議員を辞めればいいし、立候補しなければいい。それでも立候補したいという人のみが議員をすればいい。今の日本の政治家は国益などを完全に無視しているけれども、また、国民のための政治を行おうとしないけれども、金の流れをきれいにしてやることできっと澄んでくるだろう。というか、そうでもしなければ日本は腐ったまま立ち直れない。

 

 どうですか? れいわ新撰組さん、大石あきこさん、公約にしませんか? できませんか?

※週末から来週にかけて横浜の孫に会いに行きます。1週間ほどブログをお休みしますのでよろしくお願いします。