前回の当ブログ記事「頭の狂ったアメリカ(Batshit Crazy America)」では、James Howard Kunstlerが民主党女性議員をあからさまに罵倒する、口汚くののしるのにビックリした。相当に嫌っているというか、怒っているというか、呪っているというか。

 私も、基本的にはその意見に賛成する。ヒラリー・クリントン、ビクトリア・ヌーランド、ナンシー・ペロシ、カマラ・ハリス、故マデレーン・オルブライトといった連中。詳しい知識はないのだけれども、カマラ・ハリスは全く箸にも棒にも掛からないというから、加藤鮎子のようなものかもしれない。ある意味ご愛嬌だろうか。ただし、カマラ・ハリスにしたところで政治姿勢が他の民主党女性議員と異なるということではない。

 これらの女性議員に特徴的なのは、戦争(人殺し)が大好きということ。そればかりではなく、無制限に不法移民を受け入れるということにも熱心なことだろう。戦争にしても、不法移民にしても、その姿勢は極めて過激で、男以上というか、男には真似ができないくらいだ。

 普通女というものはあまりひどいことをしないようになっている。それは例えば殴り合いの喧嘩をしたときに、多くの場合は男が勝つため、自然とそのような過激な場を避けようとすることが理由になっている。また、それとは逆の状況である子育てをする上では、幼子があまりにも非力であるため、手加減してやらないことにはうまく育っていかないということも影響している。

 一般的に私たちが理想とする女性というのは、母親という仕事をうまくこなせるような女性であって、それに性的な魅力が加わると完璧ということになる。アメリカ人もそのことはよく知っているはずで、ハリウッド映画ではこれ以上ないセクシーな女性を演出しており、アメリカのホームドラマの母親役はいつも清潔感があり優しかった。

 そもそも、英語には「He(彼)」「She(彼女)」という言葉が存在する。日本語の " 彼 "  " 彼女 " は明治になって翻訳語として使われるようになったもので、日本には男と女を区別するような代名詞が存在しなかった。おそらく、日本人は男と女の区別があまりついていないのではないかと思う。

 確かフランス語だともっと極端で、全ての名詞が女性名詞、男性名詞に分かれるはずだ。どうしたらそこまでの区別をしたくなるのか不思議に思える。そもそも昔の日本では、銭湯において男女混浴が当たり前だったらしい。実際に混浴がなくなったのは明治中頃だったというから、元々の日本人は男女の区別を厳密に行わなかったのだろう。私の若い頃でも露天風呂だと男女混浴はあちこちにあった。女の人と一緒に入る機会はなかったけれども。

 区別を厳格に行うというのは、欧米文化の特徴であって、それがゆえに科学が発達したともいえる。というのも科学は分類が基本であるから。これはもう生理的というか、体質的というか、遺伝的というか、そんなことを思わせるくらいのもので、例えばオーケストラの演奏を聴いても、欧米のものはハッキリ、くっきりした演奏であるのに、日本人のオーケストラは楽譜全部にスラーがかかっているのかというくらいの曖昧模糊とした印象がある。音の境界をはっきりさせようとしないのだ。

 違いを明確に意識して、場合によっては分けられないものまで無理に分けようとしたがる欧米人にとっては、人種差別、男女差別、身分差別などは違和感のないことなのかもしれない。その反対に、日本では奴隷の存在もはっきりせず、江戸時代には身分制度があったものの、一番の権力者であったはずの武士が貧乏で困窮していたなどの、よく分からない身分制度だった。殿様になるよりも豪商になった方が暮らしぶりははるかに良かった。

 欧米人はそこまで違いを強く意識する連中なのだけれども、それだけに反動が大きくなると考えていいように思う。例えば、人種差別を強烈に行うために、人種差別反対の運動が起きる。そうすると、それを平定しようとして、黒人の大統領を誕生させるといった思い切った対応をする。そうやって欧米社会は維持されている。

 おそらくLGBT等に関してもそうなのだろう。欧米のことだから、単なる嫌がらせにとどまらずに、弾圧まで行われるに違いない。そうすると、それに対する反発が大きくなり、今度は過度に配慮するというか、LGBTに必要以上の権利を与えるというか、そんなことになってしまう。アメリカの小学校では教師が、「あなたのことは " He " と呼んだらいいか、 " She " と呼んだらいいか」と生徒に尋ねるほどに、歪んだ性意識が蔓延しているという。

 何事も曖昧、ぼんやりしている日本では、LGBT等を社会から排除・抹殺しようとする雰囲気はないはずだけれども、日本のことを何も知らない、頭の狂った駐日アメリカ大使がしゃしゃり出てきて内政干渉を行い、無理やり法律を成立させてしまった。まあ、アメリカ以外の文化を否定するのがアメリカ民主党だからね。

 余談になるけれども、私はあのエマニエル大使とやらが嫌いでねえ。顔を見るだけで生理的に受け付けない。ザワッとする。鳥肌が立つ。あの、爬虫類的な気持ち悪さ、不気味さを周りの人は感じないのだろうか。

 それはさておき、性別の取り扱いにおいても、アメリカは極端になる。通常の一般社会においては、凄まじいくらいの男女差別があると考えてよさそうだ。妻に対する家庭内暴力(DV)など、殺人の一歩手前までのことがしばしばありそうだ。しかし、それがゆえに反動が生じて、何でもかんでも女性優位にしようとする運動が生じる。

 政治でもそれが起きていて、上に挙げたヒラリー・クリントン、ビクトリア・ヌーランド、ナンシー・ペロシ、カマラ・ハリス、故マデレーン・オルブライトなどの存在は、善政を行うためにではなく、男女差別を思わせない高い地位を与えるためのものだ。
男女差別の激しさが前提にある。

 

 男に負けない地位を与えるだけではなく、彼女らが行う政治の内容についても、男以上の極端で、大胆で、粗暴なものになった。本来の男というものは、表面的な印象とは違って優しいものだ。というのも、男は兵士として生まれてくる。遺伝子的レベルで兵士に適している。それがゆえに、一定の限界も知っている。目の前の人間を無差別に殺してしまっては、人間全体の存亡に関わってくるからだ。

 ところが、女は兵士になることが遺伝子的に想定されていない。ゆえに、安全装置が設定されておらず、戦闘に参加させてしまうと見境がつかず、限度をわきまえず、平気で残忍なことをしてしまう。

 

 ただし、過去においてアメリカが原爆を日本に落としたこと、現在イスラエルがパレスチナ人に対してジェノサイドを行っていることを考えると、アングロサクソンというのは男女の別なく遺伝子的な欠陥を持っているのかもしれない。突然変異を起こした欠陥人種がアングロサクソンなのかもしれない。

 そう考えると、アングロサクソンこそジェノサイドの対象にするべき人種であるとも考えられる。ビル・ゲイツにしてもエマニエル大使にしても、あの気持ち悪さというのは、突然変異種であることが醸し出すものかもしれない。新人類、ガンダムでいうと「ニュータイプ」ということになるのかな。

 その点、ドナルド・トランプは明らかに旧人類、オールドタイプに思える。どこか安心できる雰囲気を感じとれる。前回大統領のときに、新たな戦争を起こさなかったということだけでも、バイデンよりは評価できる。

 ただし、私はトランプのファンではない。なぜなら、トランプはアメリカの大統領であるからだ。かつてアメリカファーストと言っていたように、大統領である以上、自国の利益を最優先させるのが当然であり、日本と利害が衝突するようなときには日本を攻撃するだろう。これは、プーチンについても同じことで、ロシアの利益が第1であることは間違いない。

 では岸田総理はどうだろうか。残念なことに岸田総理は完全に狂っている。箸にも棒にも掛からない。日本の利益、日本国民の利益よりも、アメリカの利益や財界の利益を優先させようとするからだ。どこをどうしたら、そんな人間になるのだろうか。

 そんなことを考えていたら、「冬彦さん」が頭の中に浮かんだ。「ずっとあなたが好きだった」というドラマで、佐野史郎が上手に演じた役柄だ。1992年の放送だったらしい。何となく、「冬彦さん」と岸田総理のイメージがかぶるのだけれど、「冬彦さん」といえば " マザコン " になる。マザコン男性というのはどのようなタイプだろうか。

(1)臆病
(2)自信がない
(3)他人の目を気にする
(4)優柔不断で流されやすい
(5)思い込みが強い
(6)言い訳が多い
(7)自立ができず人のせいにする
※マザコンの特徴7つ。マザコン彼氏と結婚したらどうなる?

 岸田総理に対する私のイメージは「男らしくない」というもの。とにかく男らしくない。言うことがコロコロ変わるのが第1だけれども、コロコロ変えた挙げ句に結局どこに行きたいのかはっきりしない。その理由は簡単で、要するに「お母さん」の方しか見ていないからだ。

 男というもの、家庭を持ったのであれば妻子を第一優先にすべきところを、「お母さん」の方ばかり見ている。それが岸田総理になる。「お母さん」とはアメリカと、日本の財界になる。2人のお母さんに気に入られるのであれば、妻など、子など、つまり、日本や日本国民などどうなってもいい、そんなマザコン男が岸田総理になる。離婚案件だと思うけれど皆さんはどのように思われるだろうか。

 やはり国として独立することは大切だね。そうでないことには、今後の日本の総理大臣は次から次へと「冬彦さん」ばかりになってしまう。あ、そうそう、今思いついたけれども、岸田総理主演(冬彦役)で「ずっとあなたが好きだったスペシャル」を1本撮影できないだろうか。きっとピッタリのはまり役だと思うけどな。