世間には岸田総理の支持者だっているのは仕方がないところだろう。色々な人がいることがこの社会には大切なのであって、犯罪でない限りは言動の自由は保証されるべきであり、少数派であろうが、変わり者であろうが、尊重されるべきだよね。そんなことは常識。

 でも、新型コロナ騒動におけるマスクはひどかったねえ。法律に定めのないのはもちろん、科学的にも何の根拠もないものを強制されるような事態が起きた。日本は狂気の世界に突入した。公共施設であっても、実質的に入場が禁止されたり、私などは小樽市長選挙の投票に行って、マスクをしていないからとストップをかけられた。

 このような日本人の民度の低さというのは御し難い。集団ヒステリー状態といえばいいのかな。集団催眠状態かな。現在はマスクをしない人が多数派になったような気がするけれど、どういう風の吹き回しだろう。今だってコロナもインフルエンザも流行っているようだから、1年前にマスクが必要だったのなら、今でも必要なんじゃないの?

 

 おそらくほとんどの日本人は自分がマスクをかけた理由を分かっておらず、していたマスクを外した理由も分かっていないのだろうね。日本人は好きだからねえ、挙国一致、全会一致というものが。単にそれだけのこと。北朝鮮もびっくり。よほど臆病者の集まりなのだろう。チキンハートの日本人。

 マスクを日本人に押し付けたのは安倍元総理だったけれども、本当にろくでもない奴だったなあ。日本をぶち壊した。「美しい日本」どころか「壊れた日本」を作った立役者だった。彼の負の遺産を取り除くのにこの先何十年かかることやら。

 ワクチンの熱心な推進者でもあった。だめですよ、あんな殺人ワクチンなんか打っちゃ。最近また、子宮頸がんワクチンが話題になっているのかな。コロナ用ワクチンで証明されたように、子宮頸癌ワクチンだって打ったから子宮頸癌にかからないなんて、真っ赤な嘘なんだから。そんなことくらい分かりますよね、子供じゃないんだから。医者が金儲けをしたいだけなんだから。

 そうそう、ロクでもなしの安倍元総理を後押ししたのが日本の医者。悪質極まりない。日本の医師のレベルが祈祷師と変わりないことを、理解する人は理解した。奈良時代くらいまで遡れば、祈祷師だって人々から尊敬され、行政に口出しできるくらいの権力を身につけていたに違いない。つまり、現代の日本の医者は、奈良時代の祈祷師レベルといっていいように思う。

 あ、話がズレた。岸田総理を支持する人がいたとしても、そういう非常識な人も世の中には存在していいわけで、だからといって差別するのはよくないと書いたんだった。そこで面白いのは「隠れ岸田総理支持者」というのが存在すること。たくさんいるよね。それも日本人らしさかな。

 その人たちはどのような言い方をするかといえば、「岸田総理はひどいけれど、辞めさせてもほかにいい人がいない。」って感じ。これが「隠れ岸田総理支持者」なんだな。自民党支持者についても同じで、「自民党は支持しないけれど、野党はもっとひどい」などの言い方をする人がいる。隠れ自民党支持者であることを表現している。言えないんだよね日本人は。素直に「岸田総理を支持します」「自民党を支持します」って。ああいやらしい。

 総理大臣なんて、やらせてみなければ良いか悪いかなんて分からないでしょ。今の岸田総理だって、ここまでひどいとは最初は誰も思わなかったんだから。だから、だめだと思ったらまずは辞めさせる。次の人はもっとひどいかもしれないけれど、いいかもしれない。だめだったらまた交代させる。いい人が現れるまでその繰り返しでいいんだよね。

 ということで、日本は小泉総理が辞めて以降、6人ほどの総理大臣が1年から1年半くらいしか持たなかったのだけれど、その方が健全だと思うよ。そして、その6人の総理大臣であっても「増税して軍備を増強する」などと非常識なことは言っていない。岸田総理なんて、「軍備増強のために増税」という言葉を吐いた瞬間に、不信任案可決で良かったと思う。

 まあ、以前はマスメディアが今よりは機能していたからね。今じゃすっかり全社が、日本政府かアメリカの御用マスメディアになってしまった。思うのだけれど、マスメディアで働いている人ってたくさんいるよね。彼らはそんな日本のマスメディアにいることを、恥ずかしいとは思わないのだろうか。まあ、それも集団ヒステリー、集団催眠みたいなものかな。みんながマスクを掛けるのと一緒で、みんなが嘘をついているからと自分も嘘をついて何も感じない、考えない。日本人らしいのかもしれない。

 ロシア・ウクライナ紛争にほとんどけりが付いて、世の中少し落ち着いてきたかなと思っていたら、そうはさせじとまたイスラエルで始まりましたね。私のような素人が中東を見ると、なんだか知らないけれど、いつもごちゃごちゃと争ってばかりいて、さっぱり分からないまま終わってしまう。

 イスラエルとパレスチナの確執も相当に根深いようだけれど、それでも、中東を不安定にさせているのが欧米であることくらいは私もなんとなく知っている。米国を中心としたNATOがロシア・ウクライナ紛争を引き起こしたように、今回のイスラエルとハマスの戦いだって、欧米が手引きしたことなんでしょ? そんなこと分かり切っているよね。

 と、私は思うのだけれど、今のところアメリカが、イギリスがなどという話はあまり出ていないみたいだ。でも、ロシア・ウクライナ紛争は実質終わってしまったから、欧米は当然次の獲物を探していたはずで、それがアジアではなく中東だったことは、日本にとってみれば幸いだった。

 日本人は民度が低くてお馬鹿だから、中国やロシアに敵意を持つ人がかなりいるけれども、それはダメなんだよね。なぜなら、国同士を憎み合うようにさせて、そこに火を付けて儲けようとするのが欧米だから。「他人の喧嘩は蜜の味」というのがネオコンたちの基本方針。日本が中露、北朝鮮などともっと険悪な関係になるのを、ネオコンは首を長くして、今か今かと待っている。

 

 日本人は自分たちが獲物として欧米から狙われていることも知らないで、中露、北朝鮮は嫌いって、まあ、好き嫌いくらいはいいとしても、敵対するために軍備増強って、基本的な考え方が間違っているな。私も最低限の軍備は必要だと思うけれど、それ以上に大切なことは、中露、北朝鮮と戦争にならない関係を構築すること。外交が大切。そんな常識以前の当たり前のことが分からない日本人は多い。

 

 ネオコンは要するに戦争屋だから、今回のイスラエル・ハマスの武力衝突だって絶対に絡んでいるはず。そのように考えるのが自然。そんな中で面白いのが日本。めずらしく欧米に追従していない。中立的であるかのようなことを言っている。熱でもあるのだろうか。誰か体温計を。

 真面目な話、これは誰の功績だろうか。以前安倍元総理が、どういう風の吹き回しかイランを訪問したことがあった。2019年6月のことだった。ちょっと検索してみたら、イラン・アメリカ間で緊張が高まっていたのを和らげることが目的だったようだ。

 元々日本はイランとの関係が良く、それがアメリカとイランが敵対するようになって以降仲良くできなくなったという経緯があった。昔はイラン人もたくさん日本に来ていて、新宿かどっかで違法薬物を売りさばく売人として活躍していたようだ。

 日本の生命線であるシーレーンの確保という問題もあり、日本はどこかの時点で"イランと敵対する訳にはいかない"と欧米に申し出たのではないかな。そして、それが了承された。そんなことがあったのではないだろうか。

 よって、日本は中東情勢に関してだけは中立の立場でいることを許されるようになったのかもしれない。ただし、その交換条件として、中露と敵対することを約束させられたのかな。ロシア・ウクライナ紛争ではウクライナにしっかり肩入れさせられてしまった。

 そんな状況下で、今回は日本政府がアメリカに泣きを入れたのかもしれない。つまり、「もうそろそろウクライナは引き上げて、中東で一戦やる頃合いではないでしょうか」なんてね。その結果が、今回のイスラエル・ハマス武力衝突。全くの妄想だけれども、何を言いたいのかというと、アメリカという国はそのくらいデタラメな国ということ。優生学的に見て、人類の中で最も劣る人種、卑しい人種はアングロサクソンといっていいのではないかな。

 大体において、「アングロ・サクソンが一番優れている人種だ」という発想をすること自体が、劣等人種の証明のようなものだ。「俺たちは野蛮人だ」と自ら公言しているようなものでしょ?

 アメリカをどのようにして封じ込めるかが、現在の世界共通の課題であるように思う。とにかく悪いんだから。"悪"を用いることで世界を支配しようとする国は米英だけではないかな。やむを得ず悪に走るというのとは全然違うからね。積極的に、自ら進んで悪になろうとする。もちろん、その動機は私利私欲を満たすことにある。

 

 せめて「無益な殺生はしない」程度の国にはなってほしいものだね。あいつら喜んで殺し始めるから。