○新型コロナ騒動が始まって以降というもの、私は常に " 敵 " の存在を感じているように思う。なぜ敵の存在を感じるかといえば、そのシナリオ(政策等)が大変に不自然で、強引で、強圧的で、粗雑で、暴力的であるためだ。優しさも、知的センスも、上品さも、繊細さも、友好的な部分も感じられない。一体どこの馬鹿がこんな安っぽいシナリオを作っているのだろうかと思うのだが、それがよく分からない。
○ディープステート、ネオコン、ユダヤ金融資本、軍産複合体などの胡散臭い連中が取り沙汰されるが、どうもピンとこない。新型コロナに関しては、ビル・ゲイツがやたらに大きな顔をしているが、おそらくあの人にはそれほど大きな力はなく、人格的な欠陥もあって、シナリオを作ることは不可能であるように感じる。使いっ走り程度のものだろう。
○つい先日、フランスが混乱しているという情報を見て、ロシア・ウクライナ紛争を仕切っている者たちも、新型コロナ騒動を引き起こした連中と同類項であると感じた。ずいぶん前のことになるが、私が聞いていたのはフランスは原子力発電所がたくさんあり、ドイツなどに電力を輸出しているというものだった。
○しかし、そんな話は昔のことのようで、今のフランスは慌てて原発を増設しようとし、現在はドイツから電力の供給を受けるような状態であるという。これには複合的な理由があり、再生エネルギーへの抵抗感、天然ガスの高騰、熱波による原発の出力低下、修理や整備、老朽化などで稼動停止の原発(全56基中32基)などが挙げられている。(「原発増設「賛成」するフランス人が増えた根本理由」 2022.9.21 東洋経済ONLINE)
○さらに、なぜかこの時期に製油所で賃上げを求めてストライキが行われており、トレーラー運転手のストも加わって、ガソリンの給油が受けられない上に、給油できたとしてもその価格は1リットル300円を超えたという。(「市民は大混乱!なんとパリのガソリンが空っぽに !? フランスのガソリン事情をリアルレポート」2022.10.13 Octane)
○このフランスの状況が何を意味しているかといえば、フランスもドイツやイギリスのようにエネルギー問題で危機に陥る " 必要がある " ということだ。これまで何年もかけてエネルギー危機に陥るような準備をしてきたかのようにさえ見える。フランスは天然ガスの依存度が低いことから、ドイツやイギリスに比べるとまだ余裕があるように思えるが、それではならじとストライキで危機感不足を補っているようでもある。
○なぜそんなことが必要であるかといえば、それは、シナリオがそのように作られているせいだろう。これは、日本における新型コロナ騒動と同じである。欧米における新型コロナ感染症の被害は、私のような海外事情に疎いものには推測することが難しいが、少なくとも日本においては、ほとんど無害といえるような状況だった。そのことを科学的に推論させるだけのエビデンスもある。
○そうであるにもかかわらず、総理大臣が先頭に立って新型コロナ危機を煽った。これ以上ないくらいに煽りまくった。プロパガンダにはいろいろな方法があるだろうが、総理大臣が先頭に立って煽るくらい強力なプロパガンダはないはずだ。
○なぜそんな馬鹿げた真似をしたのだろうか。それは今のフランスと同じで、おそらくシナリオに合わせる必要があったのではないかと思う。シナリオには日本で新型コロナが大流行すると書いてあるので、現実をそれに合致させる必要があったのだ。
○そうやって大流行しているという嘘を多くの日本人に思い込ませ、ワクチン接種に殺到するように方向付けた。そのような台本があったからそうなるように騙したということだ。同様にフランスはドイツやイギリスと同じくエネルギー危機に陥ると台本に書いてあるから、そうなるように持っていったということである。
○もちろんのこと、ロシア・ウクライナ紛争自体についても、あらかじめそのようなシナリオが作成されており、ロシアがウクライナに侵攻せざるを得ないように現実を操作したといえる。
○これはアメリカの得意技であって、アメリカは昔からそのようなことをしている。アラモ砦の戦いや真珠湾攻撃、トンキン湾事件もそうだったと言われている。要するに、アメリカが敵を攻撃する場合には、そのための口実を作ろうとして、騙したりやらせをしたりするのだ。
○ただし、今回のロシア・ウクライナ紛争に関しては、複雑な台本が書かれているように思われる。新型コロナに関する台本はそれほど複雑とはいえない。新型コロナが流行していると騙してワクチンをたくさん打たせるだけでおしまいである。そのワクチンが紛い物で、効果がない上にその副作用のために犠牲者がたくさん出ているが、それは仕掛けた方にとってはどうでもいいことであり、シナリオに趣向を凝らしたというほどのものではない。マスクや自粛要請などでも騙しのテクニックで人々を誘導しているが、ストーリー自体は単純である。
○しかし、ロシア・ウクライナ紛争に関してはシナリオが複雑で、私からすると目的がどこにあるか判然としない。当初はロシアがNATOの被害者であるように思われた。というのも真珠湾攻撃と同様に、ロシアがウクライナに侵攻せざるを得ないような状況を作り、ロシアが攻め込むと同時にそれを侵略だと非難して経済制裁を行う。その結果ロシアが困窮して、不利な条件で停戦をしたり、利権を手放すように仕向けたり、ロシア国内の政情を不安定にさせて国力を低下させるなどのことをアメリカが狙っているように思われた。
○しかし、現実はそのような単純なシナリオには沿っていない。なぜなら、今一番困っているのはヨーロッパであるように思われるからだ。ドイツやフランスばかりではなく、イギリスも大変な状態だ。イギリスはアメリカとの結びつきが強いように感じられるが、それが何の役にも立っていない。まずは物価の高さがある。「【独自取材】イギリス光熱費高騰 来年は「年間100万円超」」(2022.10.13 FNNプライムオンライン) と報道されている。また、ポンド安が著しく、史上最安値を更新したようだ。「焦点:ポンド急落、英新政権の経済政策に市場失望 回復のめど見えず」(2022.9.26 ロイター)
○とっても不思議なことである。ロシアが困って潰れるのではないかと思われたロシア・ウクライナ紛争だが、潰れてしまうのはヨーロッパであり、となればアメリカだって無傷では済まないだろうと思うがどうだろう。これでアメリカが余裕綽々なら話は違ってくるが、アメリカだって急激な物価高と金融引き締めで危機的状況に見える。
○9月20日に当ブログでもご紹介した、アメリカのシンクタンクから流出したという怪文書(ランド研究所報告書(資料))を読むと、事の発端はアメリカ経済の行き詰まりであり、それを打開しようとしてのロシア・ウクライナ紛争である。しかも、それによってアメリカは利益があるが、ドイツは回復不能なくらいの損害を被る。
○現状では損害を受けるのがドイツばかりではなく、イギリスも、フランスもという事態になっている。そんなことでは、欧米は元も子もなくするのではないだろうか。今すぐにでもロシアと和解をして、ロシアの天然ガスを元どおり購入すればいいのではないだろうか。このまま意地を張っていたのでは、ヨーロッパ全体が潰れてしまう。
○しかし、それこそアメリカの狙いであるというのが、先日本ブログでご紹介した " 田中宇 " 氏の論である(面白い! 田中宇の国際ニュース解説)。田中宇氏によると、アメリカ(ネオコン)は自分たちの利益のためにアメリカの一極支配態勢を終わらせようとしており、そのためにあえて世界の国々が受け入れられないような愚かな政策を行っているという。
○まるで、動物でよくある親離れだ。テレビ番組でよくやっていたように思う。哺乳類や鳥類などで、子供がある程度成長すると、それまで一所懸命面倒を見ていた親が急に冷たくなり、子供を追い払うようになる。その結果、子供は1人で生きていくようになるというもの。
○ちょうどそれと同様に、アメリカは他国に冷たく愚策を押し付けることによって、各国に自立を促すと同時に世界の多極化を図ろうとしているというのが田中宇氏の説になる。私としてはにわかには受け入れ難いような気がするけれども、今のところはその説は現在の世界情勢に反するものではない。というか、その説を聞いてしまうと、他にもっと上手く説明するための論が浮かばない。
○田中宇氏の説を採用しないとすれば、アメリカは負け戦の最中で、泥沼に足を取られてうごめいていると理解するくらいだろう。ベトナム戦争などでは、負けを認められずに随分見苦しい戦いをしていたから、今もウクライナでそれをしているだけのことかもしれない。強い国が自分の負けを認めるということは難しいことだから。
○それにしても、ヨーロッパは何をしているのだろうか。日本が腰抜けであることはいつも感じられることだが、イギリス、フランス、ドイツなどは日本よりまともな国だと思っていた。しかし、現在の状況はただひたすらに自分たちの首が締まっていくにまかせているだけだ。まじめに国を運営する気持ちがあるのだろうか。まあ、遠く離れたヨーロッパのことなので、黙って見ているだけだが。
○そういう日本も不思議な状態にある。安定しているとはいえず、物価は上がるし、円安も進んでいる。しかし、ヨーロッパと比べると被害の程度はまだ浅い。新型コロナでは、イタリアで騒ぎ始めてから、その騒ぎが日本に上陸するまでにしばらくタイムラグがあった。今回のエネルギー危機や経済の不安定さもタイムラグを設けているのだろうか。
○その可能性は十分あるように思う。覚悟しておいた方がいいのかもしれない。問題は、今回のロシア・ウクライナ紛争のシナリオにどのように書かれているかだ。今の世界はとにかくシナリオに合わせるために動いている印象を受ける。何がなくてもシナリオ優先だ。
○ことによると、シナリオは人間が書いているのではないのかもしれない。コンピュータを用いてAI(artificial intelligence=人工知能)に書かせているとしたらどうだろう。今はまだ実験中、試行中であって完成度が低く、融通も効かないのだろう。条件の変更を自由にできないために現実をシナリオに合わせ、それで的中率、有効率などを算出している、あるいはAIに学習させている段階かもしれない。
○そんなSF的な発想からすると、今のアメリカが作ろうとしている世界は、コンピュータが政治を行う社会ということになるだろう。もちろんそこには「そうとは知られずにユダヤが無限の利益を得られる政策を行う」などのことが、基本的なプログラムとして、人間でいえば本能として組み込まれているだろう。
○私は現在のAIがどこまで進歩しているか知らないが、おそらく、政策立案補助ツールくらいの能力は持ったのではないだろうか。そのように考えると、3年近く前からの新型コロナ騒動も、今回のロシア・ウクライナ紛争も、その人間離れした稚拙な発想を理解できるような気がするのだが・・。ことによると安倍元総理の暗殺も、AIの計算結果だったのかもしれない。
