○新型コロナウイルス用ワクチンについては、「打つも打たないも各人の自由」であると皆さん思われているのではないだろうか。しかし、これが真っ赤な嘘であることを考えてみたい。全く国もひどい嘘をつくものである。悪質である。

○例え話をしてみよう。今、山の中で道に迷い、疲労困憊しながらも1人で歩いているとする。道の先が三叉路(Y字路)になっている。そこに看板が設置されていて、「右へ進むと〇〇町、左へ進むと崖(危険)。どちらに進むかあなたの意思で自由に選択してください。(日本国政府)」と書いてあったとする。

○人々はそれを見てどうするだろうか。中には天邪鬼がいて、「俺は崖のある方へ行きたい」と言って左へ行くかもしれない。しかし、ほとんどの者は町への道、すなわち右の道を選ぶだろう。ただし、それには条件があって、「右へ進むと〇〇町、左へ進むと崖(危険)。」という情報が正しいと思われる場合である。

○この例の場合、最後に日本国政府と書いてあるから、大抵の人は嘘ではないと思うはずである。ただし、疑い深い人は、その看板が本当に日本政府によって設置されたものかを値踏みするだろう。看板を注意深く見るなり、触るなり、場合によってはゆするなりしながら考え、その結果、日本政府によって設置されたことが確からしいと感じられれば右へ進む。

○ここで問題としたいのは、看板には「あなたの意思で自由に選択してください。」と書いてあるがそれは本当だろうかということである。とんでもない。自分の意思などは全く働いていない。自由でもない。なぜなら、危険な崖へ進む選択というのは、現実問題としてはあり得ず、実際のところ選択肢は町へ行くことの一つしかないからだ。それを自由や選択とはいわない。

○考えてみると、世の中「自由」という名のもとで、実際には自由がないという状況は数多い。「あなたは癌です。手術をすれば5年生存率は60%、手術をしなければ余命6ヶ月程度と思われます。ご自身の意思で決めてください。どちらに決めるのも自由です。」と医者から宣告された場合、あなたには選択の自由があるといえるだろうか。

○会社でもよくある話ではないかと思う。上司から「XX君、会社から〇〇営業所への転勤辞令が出るそうだ。ずいぶん田舎だけどねえ、受けておいた方が後々のためにいいと思うよ。まあ、受けるも受けないも君の意思次第だけれど、よくよく考えて返事してくれたまえ。」と言われた場合、明らかに左遷と思われる場合であっても断るのはなかなか難しい。自分の意思で決めろと言われても、実質選択肢はない。

○形式上自由であると言われていながら、その実自由ではないということは重要なことほど多いのかもしれない。私たちには案外、今日の昼飯は蕎麦にするかラーメンにするかなどの、どうでもいいことくらいにしか自由が保障されていないのかもしれない。

○そのような視点から、今回の新型コロナウイルス用ワクチンを見るとどのようなことになるだろうか。国は「あくまでご本人の意思に基づき接種を受けていただくものです。」と言っている。あるいは「接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることのないよう、皆さまにお願いしています。仮にお勤めの会社等で接種を求められても、ご本人が望まない場合には、接種しないことを選択することができます。」とまで親切に書いてある。(厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A

○これで、「そうか、打つも打たないも自由なんだ」と思うのは考えの甘い人である。実のところそんな自由はどこにもないのである。「新型コロナワクチンQ&A」では、そのように書いておきながら、「新型コロナワクチンは、発症予防効果などワクチン接種のメリットが、副反応などのデメリットよりも大きいことを確認して、皆さまに接種をお勧めしています。」とも書いてある。

○通常、メリットがデメリットよりも大きいのであれば、打つ方を選ぶのが正常な感覚である。ゆえに、メリットの方が大きいと書くことによって、事実上は打つという選択肢だけにしているのである。これを自由とはいわない。選択とはいわない。

○最近はワクチン接種後の心筋炎が問題視されているが、これについても、「軽症の場合が多く、心筋炎や心膜炎のリスクがあるとしても、ワクチン接種のメリットの方が大きいと考えられています。」というのが厚生労働省の見解である。国が打った方がメリットがあると教えてくれているのに、そちらを選択しないのは非常識である。よって、反ワクチン派は白い目で見られることになる。

○そういえば、ノーベル賞を受賞しながら嘘を垂れ流している山中伸弥教授の動画も公開されている。嘘の一部を紹介すると「発熱などの副反応が多くの人で起こりますが、数日で必ず治ります。」「ワクチンを打つと将来何か起こるんじゃないか、不妊になるんじゃないか、という心配をされているかもしれません。それは根拠のないデマです。」「ワクチンはあなたを感染から守ります。」などである。

 

○よくもまあ、いけしゃあしゃあと何の根拠もなく、事実に反した嘘を言えるものである。是非動画をご覧になって、嘘つきがどんな顔をしているか、人間は嘘をつくときどんな表情をするのかを観察していただきたいと思う。

○とはいえ、厚生労働省やノーベル賞の受賞者が嘘を垂れ流した場合、それが嘘だと見破れる人はなかなかいない。現在の日本人の民度を考えるとまず無理である。おまけに、政治家はワクチン接種推進担当大臣というポストまで作って嘘を垂れ流し、マスコミも四六時中デマを放送して煽ったのだから、無知な日本人はたまったものではない。

○国のつく嘘は種々あるが、その中でも特に目を引くのが、ワクチンが原因で亡くなった人は1人もいないとするものである。厚生労働省は、新型コロナ用ワクチンを接種後に死亡報告のあった事例を公表している。その結果、本月12日には2月からの累計が1,359人に達した。暗数を考えると実際に亡くなったのはこの10倍では収まらないだろう。100倍いるかもしれない。

○より正確にいうと、死亡者はたくさん出ているのだが、それがワクチンを原因とするものであるかどうか、「因果関係を評価できない」と厚生労働省はいう。つまり、死人はたくさん出たが、それがワクチンのせいかどうかわからない、だから、ワクチンで死んだ人は1人もいないという論理である。

○これは明らかに嘘である。実際はワクチンが原因でたくさん死んでいるのである。政府も、専門家も、医者もみんな分かっている。完璧に分かっている。ただし、嘘をつかなければならない理由があるので、原因は不明、ワクチンで死んだ証拠はない、とごまかしている。

○ごまかす理由は、国民の多くにワクチンを打たせなければならないからであり、そのためには「ワクチン接種のメリットが、副反応などのデメリットよりも大きい」と宣伝しなければならず、その宣伝をするために死人は1人も出ていないことが必要なのである。死人がたくさん出ているのに、メリットの方が大きいとは、さすがの嘘つき政府もいえないのだろう。

○政府は「安全で死人1人出ておらず、発症予防、感染予防、重症化予防の効果があるワクチン」という嘘の情報を流すことによって、打つ以外の選択肢を消しているのである。そうやって日本人の選択の自由を実質的に奪い、強制しているのだが、ありのままをいうと角が立つことから、口先では「本人の意思に基づき接種を受けていただく」と綺麗事でお茶を濁すのである。

○そんな程度では甘っちょろい、もっともっと国民をギリギリと締め上げてヒーヒー苦しませ、ワクチンを進んで打ちたくなるような気分にさせてやろうじゃないかと今国は作戦を練っている。それには賞罰の効果を使う。賞については各種恩典である。代表例として群馬県では、ワクチンを打った若者に抽選で車をプレゼントするとした。そのほか、自治体ごとにクーポンや割引などの各種特典が用意されたと聞く。

○罰としてはワクチンパスポート(ワクチン・検査パッケージ)の導入である。明らかな国民差別、自由の制限であり、憲法違反である。「ワクチン・検査パッケージ」によって、飲食店での人数制限なし、イベントの上限人数なし、移動の自由などの便宜を与えようとする。

○案としては比較的穏やかな言葉を用いているが、注意しなければならないのが、昨年来の日本における新型コロナ対策の強制性である。自粛と言いながらちっとも自粛ではなく、その実強制だった。マスクなしでは飛行機にも乗せてもらえない。いつそんな法律が制定されたのだろうか。「ワクチン・検査パッケージ」が導入された場合も、定期的にワクチンを打たない国民の自由はこれまで以上に制限されると考えておいた方がいい。

○昨年始まった新型コロナウイルス騒動以降、日本は確実に全体主義国家へと歩を進めている。全体主義とは「個人の権利や利益、社会集団の自律性や自由な活動を認めず、すべてのものを国家の統制下に置こうとする主義」(デジタル大辞泉)である。日本人がそれを望んでいるようにも思えないのだが、実際のところどうなのだろうか。

 

○どっちみち自由を失うのであるならば、そんなアメリカとは手を切って中国に接近した方がいいのではないだろうか。言論及び行動の自由等を失ったアメリカには、今やそれほどの魅力はなくなってきた。このままアメリカに付き従っていても、ますますワクチンで日本人を殺され、経済はジリ貧ということになりかねない。

 

○日本が中国と手を組めば、かつて夢に描いた大東亜共栄圏が実現する。中国には自由がないが、アメリカも今の調子ではいずれ中国並みになるかもしれない。大東亜共栄圏も選択肢の一つとしてあっていいのではないだろうか。左へ進むと崖というのは、実は真っ赤な嘘かもしれない。