○私は政治には全く詳しくないし、これといった政治思想もない。大体において、現役で働いているときには仕事のことで頭が一杯であり、政治どころの騒ぎではなかった。選挙制度もよく知らず、比例区については今回調べて少し理解したくらいである。

○投票はどうしていたかというと、気分である。気分としか言いようがない。ただし、気分といっても変わり者であるために、民主党が政権を取ったときの2009年の衆議院選挙ではなぜか自民党に投票した。理由は思い出せないから大したものはなかったはずだ。選挙後しばらくして実家に顔を出したときに、母親から「当然民主党に入れたよね」といわれてギクッとした。母親は鳩山由紀夫ファンだった。当時のあの熱狂的な民主党人気は懐かしい。

○さて、そんな私が今回の選挙結果について、何かしら書いてみようと思う。まずは結果であるが、下の表の通りである。

 



○こうやって結果を見ると、なるほどと納得できる。予測するのは難しいが、結果からものを言うのは比較的簡単である。まず、自民、公明の与党はバンバンザイのはずである。自民党は議席をわずかに減らしたとはいえ、いわゆる絶対安定多数を単独で確保した。公明党は3議席の増である。安倍総理の辞任、菅総理の低支持率と辞任など不安な要素があった与党陣営だが、そんな不安を完全に吹き飛ばしたといえる。

○ただし、国民が与党に満足しているとは思えないのは菅政権の低支持率などから多くの人が認めるところだろう。でありながら与党が満足できる選挙結果を出したのは、野党が情けなさすぎるからである。特に立憲民主党は、かつての社会党と同じ道をたどっているように見える。

○私の個人的な印象としては、とにかくやる気がない。できるかできないかの以前にやる気がない。政権を取る気が最初からない。それは枝野党首の表情を見ると一目瞭然なのだが、甘いものを食って、渋茶を飲んで、エヘラエヘラしているようにしか見えない。満ちたりた豚である。よく13議席減で済んだものだと思う。

○共産党も同じである。その昔暴力革命だと目を血走らせていた頃の方がまだ見どころがあった。現在はもう、利権の上にあぐらをかいた万年野党でしかない。いかに楽をして生き延びるかがメインテーマになっているに違いない。

○おそらく、立憲民主党も共産党も、金がないのだろうと思う。私の全く勝手な想像だが、かつて社会党が勢いを誇っていた頃は、ロシアや中国などから資金援助があったに違いない。アメリカと世界の覇権争いをしていたくらいだから、日本の親ロシア、親中国陣営にも金が回っていたのだろうと思う。朝日新聞等もそうである。

○しかし、ロシアはもちろんのこと、最近では中国も雲行きが怪しい。そのために金回りが悪くなってしまい、勢力拡張をあきらめ、少ない資金で細々と食いつないでいくことしかできないのが、今の立憲民主党や日本共産党ではないかと想像する。労働組合等の下部組織も維持できなくなってしまった。

○そんな情けない野党の中で1人気を吐いているのが、日本維新の会である。維新の活動力は何を基盤としているのだろうか。大阪だろうか。だとしたらそれはそれでありかと思う。考えてみれば、アメリカの共和党と民主党は、南部と北部、あるいは中央部と海岸部という、そんな区分けができるようだ。日本も関東対関西で政治勢力を作るのもありだろう。官僚対商人の対決、政治対経済の対決くらいに思ったらいいだろうか。

○考えてみれば、今の日本は江戸幕府を滅ぼした長州藩を中心とした勢力が実権を握っている。しかし、豊臣方は長らく息を潜めたままである。ヤクザの世界では、山口組が全国制覇をしたくらいだから、関西から発生した政党が全国区になってもなんらおかしくはない。というような簡単な話でないのは十分承知してはいるが。

○維新は今のところ党に元気があるように見え、それなりに真面目に取り組んでいることから、自民党の利権政治に嫌気が差している人、立憲民主や共産党の甲斐性のなさにうんざりしている人の票が流れたのだろう。もう立憲民主や日本共産党には未来がない。衰退していくばかりである。政治家もそんなところにいないで、維新に流れてはどうだろうか。

○国民民主党もわずかだが議席を伸ばした。悪くないと思うが、インパクトに欠けるのが欠点である。昔、民社党という政党があったが、私はそれと同じようなイメージを受ける。穏健野党とでもいったらいいだろうか。

○この穏健野党が勢力を伸ばすことができないのが、ことによると日本の欠点というか、限界というか、民度の低さというか、そんなものかもしれない。どんな野党であれ、野党が政権を取ったときに、「では明日から共産主義にします」とは絶対にいかない。考えるだけ無駄である。だから、野党が本気で政権党になろうとした場合、その政策はどうしても穏健なものになるはずだ。そこが日本人には理解できないようである。

○私はいつも、日本には政権交代が必要だと思っている。その場合、政治体制は一切変えなくていい。何の改革もいらない。前政権と全く同じことをして構わない。政権交代は政権が交代するだけで意味があり、価値がある。

 

○政権交代の一番のメリットは政治が変わることではなく、人が変わることである。政治体制や方針は全く同じでも、人が変わることによって驚くほどの違いが出てくる。日本においては、関係者があうんの呼吸でバレないように私腹を肥やしているのだが、それができなくなるだけでも世の中は随分整理される。もちろん整理されたくない悪代官と越後屋に牛耳られているのが今の日本ではあるが。

○安倍元総理などは、どれだけダーティーな政治をしたものか、内政でも外交でも想像の範疇を超えるのではないかと思っている。政治体制を変えずとも、政権を交代させればそのようなものが浮き出てくるはずだ。また、浮き出てくると思えば最初からそのようなことをしなくなるという効果もある。

○昨年来の新型コロナ対策をみても、まるで日本はアメリカの植民地になったかのようである。全部アメリカの言いなりで、アメリカの都合で対策が実施されてきた。同盟国どころか完全な属国であり、戦後間もなくの、占領下だった日本の再現である。一体どれほどひどい密約を交わしたのか分かったものではないが、自民党政権が続く限りはそのようなものは表に出てこない。したがっていつまでも政治が腐ったままになる。

○と書きつつ、今の日本人の愚かさを見る限り、政権交代はなさそうだとあきらめるしかない。自民党の公約を見れば分かるとおり、この先、ワクチンの強制接種、ワクチンパスポート、強制ロックダウンなどができる法律を成立させたい意向である。それもアメリカ様のご意向の一つなのだろう。今の日本人の愚かさではそれを防ぐことは難しそうである。

○まあ、いいや、私はこの先それほど長い人生でもないのだし、死んだからといって誰が困るというわけでもないし。と書きつつ、強制ワクチンの副反応で死ぬのだけは何とか勘弁してほしいと思っている。こんな騒ぎになる前からワクチンなどは打たないできた人間なのだから。

 

○「アメリカ様の命令さえ聞いていれば政治は間違いない。俺たちゃ利権でおいしい思いをさせてもらうだけ。なに?国民?そんなもの知ったこっちゃねえよ。」の自民党。

「寄らば大樹の陰。信者からも喜ばれています。」の公明党。

「政権交代? 無理無理。あんなもの苦労ばかり多くて評判を落とすだけ。こうやって細々とはいえ、人並み以上の生活ができているし、俺たちの代は持つだろう。」の立憲民主党。

「革命なんてとんでもない。今の若い人にはもう闘士なんていませんよ。乱暴なことはしないのが一番。協調と思いやりが大切。」と自己矛盾の日本共産党。

「さあこれからだ。いくぞどんどん。イケイケドンドン。」と威勢はいいが、どうせその内ボロを出して潰れるだろうと思われている日本維新の会。

コメントするレベルにない国民民主党。

そして、日本人の質を下げることにしか興味のないマスコミ。

 

○さあ諸君、日本の未来は明るい。てへぺろあせる