今月5日に当ブログで「<閑談> 自家焙煎は家庭の味」という記事をアップし、奮闘ぶりというか、悪戦苦闘ぶりをご紹介したが、その後の経過である。

まず、焙煎用の鍋を変えた。何に変えたかというと、ダイソー(100円ショップ)で売っている500円鍋である。直径16cmのガラス蓋付きの鍋である。これが実に具合がいい。内側がテフロンコーテイングされているので、鍋を揺すると中のコーヒー豆が滑りよく動いて攪拌されてくれる。その結果焼きムラが生じにくい。
ニコニコ

さらに、ガラス蓋が鍋を揺すっても落ちにくくなっており、煎っている間蓋をしたままにしておける。このことによって何が起きるかというと、鍋の密閉された空間の温度が高くなり、オーブンの中のような状態になる。そんなに深煎りにしなくても、豆の中までしっかり火が通る。豆が大きく膨らむ。爆  笑

火加減は弱火である。少しずつ温めていく感じ。少しずつでも温度が上がり続けるから、しまいには鍋の中が200度を超えているはずである。それと一緒に豆も高温になる。昨日は270グラムくらいを20分くらいかけて煎った。うまく焙煎できたという実感を持てる。照れ

実はこの焙煎の方法は自分で考えたのではない。YouTubeの「家庭でできる珈琲の焙煎方法をお伝えします!【煎りたてハマ珈琲】」をそっくりそのまま真似したものである。長所は、易しいこと、労力がかからないことである。拍子抜けするくらい簡単で疲れない。これなら、いつでも気軽に焙煎できると思わせてくれる。緻密なことをするつもりのない私でも大丈夫である。たぶん、豆の量が動画のように100g程度なら大変にやりやすいだろう。口笛

これで基本はOKである。後は自分の嗜好でいろいろ試していく楽しみが残るだけ。基本的な迷いがなくなった。ウインク

今回、初めての鍋なので、最初にハンドピックをして取り除いた「欠点豆」を試験煎りしてみた。すると驚いた。煎り上がった豆はどれもこれも立派で、見た目で欠点豆とは気がつかない。市販されている焙煎豆に混じっていても気がつきそうもないと思う。今度、欠点豆だけのコーヒーを飲んでみようかな、やっぱりやめておこうかな。

などと考えているところに、上で挙げた【煎りたてハマ珈琲】のYouTubeに「珈琲豆の“ハンドピック”は本当に必要なのか」というものがあった。早速見てみると、ワー、感動的。「煎りたてハマ珈琲」は大阪にあるコーヒー専門店らしい。大阪人というと、怪しい、胡散臭い、商売上手という先入観があるのだけれど、この人商売抜きで本当のこと言ってるんじゃない?
おねがい

すばらしいなあ、こういう人が好きなんだなあ。まずは事実に基づいていること、それを自分の目できちんと確かめていること、そして、自分の頭で判断し、評価していること、そういうのが好きである。私はご覧のとおりコーヒーなどはズブの素人。だから、「煎りたてハマ珈琲」のYouTubeが本当のことなのか嘘なのか判断する能力はない。

しかし、周囲の雑音に捉われず、自分の目で見て、自分の頭で考えて判断するというその姿勢は無条件で嬉しい。真似をしたくなるし、応援したくもなる。YouTubeを2、3本見たからといって、その人のことを分かったような気になるのは早計であるけれども、最近安倍総理や日本人の悪口ばかり書いているものだから、つい人を褒めたくなるのかも知れない。
キョロキョロ

私がYouTubeで見た「煎りたてハマ珈琲」さん。みんなこのYouTubeの人みたいになろうね、と呼び掛けたくなる。こういう人が本当の意味で日本を支えているのではないかと思ったりもする。全くの私の主観であるけれども。照れ

なんだか聞こえてきそうだな、「あの界隈では有名なんだけど、ありゃ偽物だ」なんて声が。世の中、手放しで褒めてると往々にしてそんなことになりがちだからね。ふふ。笑い泣き でも、このYouTubeの範囲に限っては、間違いなくなかなかのもんです、はい。グッド!

ところで、前回、コーヒーが酸っぱくてということを書いた。本当に酸っぱかった。原因の一つは、豆に火が十分通っていなかったせいである。生のコーヒー豆というのは、相当に酸味が強烈なものらしい。それを、十分煎らないで飲むと、酸っぱさがモロに来る。火が十分に通っていない豆は、ミルで挽く時に大変に力がいる。それで火が通っていないことが分かる。

今飲んでいるのは、きちんと火を通した豆のはずだけれども、それでも前ほどではないが酸味の強さを感じる。今後の研究課題である。焙煎のせいなのか、挽き方のせいなのか、ドリップの仕方なのか、あるいは豆のせいなのか。徐々にいろいろ試して探っていくつもりである。

ただし、酸味は強いが、まずいわけではない。特に今日のコーヒーは美味しかった。理由は、コーヒー豆の量を増やしたせいである。やはり「煎りたてハマ珈琲」のYouTubeを見ていたら、ドリップするのにずいぶん豆をたくさん使っていた。それで早速真似をしてみたのである。
ニヤリ

通常は、ちょっと無理して買った、といっても知れた値段の銅製のコーヒーメジャーで一杯分(大体10g)なのだが、きょうは1.5倍くらいにしてみた。すると「うーん、よく効く」という感じのコーヒーになった。まるで、昔タバコを吸った時のような感覚になり、すこぶるいい気分である。コーヒーが薬物であることを感じさせてくれた。グラサン

いいなー、これなんだよなー。大麻なんてやらないで、美味しいコーヒーを飲みましょう。十分いい気分だから。ただし、不味いコーヒーにこの効果はない。やはり自分で焙煎するか、専門店で焙煎したての豆を買ってきて、自分で挽いて自分で抽出しなくちゃ。えー

他に課題として残っているのは、豆の種類である。ブラジル、モカ、キリマンジャロ、マンデリン、ブルーマウンテンなどなど、コーヒー豆の産地は多い。一応売り文句では、苦味が、香りが、酸味がなどということになっているが、私自身はその違いを判別できたことがない。その時々で飲むコーヒーの味が違うことは分かるが、「ああ、モカの味がする」「これはキリマンだな」などの区別は全くつかない。

ひょっとすると違いなどないのではないかと思う。茨城県のメロンと夕張メロンの違いを区別できるかといったら、私にはその自信はない。同じようなものではないだろうか。加えて、コーヒーは生をそのまま食べるのではなく、焦がして、砕いて、お湯で抽出という、これ以上ないくらい素材の味を壊す加工をする。分からなくて不思議はないような気もするが・・・。

ということで、暇を持て余している老人のしているしょうもないことをご紹介した。まあ、その自覚は十分あるが、では、新型コロナウイルスで空騒ぎすることや、あるいは史上空前の大型台風が来ると馬鹿騒ぎすることが、暇な老人のすること以上に意味のあることかというと、その点に関しては、私も自信を持てる。
てへぺろあせる