3年ぶり？くらいに
友だちに会いました。
場所はサイゼリヤ。
4時間、喋り倒して、
笑ってちょっと泣いて、
もちろん飲んで。
それで千円ちょっと。
神じゃね？
初めて会ったのは
あれはいつだったっけな？
7年くらい前かな？
合宿形式の講座に
参加していたのです。
あ、サマンサとかって
言ってますけど、
日本人です、多分。
わたしには
サマンサなんです。
もとい。
そのサマンサは、
諏訪の合宿に遅れてやって来ました。
自己紹介中だったわたし達は、
やって来たサマンサの
自己紹介を聞きました。
まずは遅れたことを丁寧に詫び、
そこからは怒涛の10分間。
最初は、
「話すことなどない」
「わたしには夢がない」
「わたしには技術がない」
「わたしには何もない」。
延々と自分には何もないと
泣きながら話し続けます。
聴いているわたし達は
「これだけ喋ってて
話すことないって嘘じゃん」
「って、それ夢だろ」
「はぁ？それ夢じゃん」。
サマンサには夢がありました。
本人が認めていないだけで、
ちゃーんと夢がありました。
その合宿で、
サマンサは
「100万回生きた猫」と出会って
絵本の読み聞かせを知り、
マインドブロックバスターも
知りました。
そして
サマンサは動きました。
絵本の読み聞かせの
セミナーを受け、
マインドブロックバスターの
講座を受け、
そしてインストラクターに
なりました。
サマンサは
「わたしには夢がないんです」と
言いながらも
コツコツと動いていました。
本人はそれが
夢のためと思っていたかは
わたしにはわかりません。
そうして、
あれよあれよと言う間に
サマンサは人気講師になっていきました。
マインドブロックバスターの他にも
仮面心理学も修めて、
人気に拍車がかかっているように
見えました。
正直、羨ましいなぁと思いました。
サマンサの努力を見ることもなく、
「ちぇー、いいな」っていう嫉妬と、
自分の生き方をブレさせないように
律していることへの憧れです。
それはそれとして、
わたしはわたしだしね、と
自分のやるべきことを
粛々と、迷ったりしつつも
やってました。
そして、今日です。
サマンサとは
福山雅治のライブに行った時以来です。
ふたりで
「福山、結婚しちゃえば
いいのにねぇ」とか
言ってたんです。
久しぶりのサマンサに
会うのにちょっと緊張してました。
「なんでわたしに会いたいんだろ？」とか
思っちゃって。
まー、それはそれとして、
久しぶりにサマンサに会いました。
最初は今までの時間の
確認みたいな感じ。
そこから先は
あちこち話は飛ぶけど
「おおおお」、
「うんうんうん」、
というような流れで。
久しぶりに会ったサマンサは、
清々しいほどの切れ味の良さで
自分自身に集中していました。
サマンサは友だちだけど、
知らない人なんだなぁと
嬉しく思いました。
友だちだからといって
知っていると思い込むことは
危ういのだと
改めて思いました。
友だちを知らないと
思うことが楽しいことを
知りました。
サマンサは
「これからの自分が
楽しみで仕方ない」というような
ことを言いました。
お、おう。
そうか、いいじゃねえか。
わたしもわたしなりに
やって行くわぁ。
ほほほほほ。