今回は新潟県糸魚川市大字能生に鎮座します
能生白山神社です。
御祭神は伊弉那岐命、奴奈川姫命、大己貴命

古代奴奈川族の首長、奴奈川姫を祀って
産土神社としたのが始まりと伝わっており
かつては権現岳にありました。

社伝によると第十代 崇神天皇10年11月
初午の日に創建されたとされ、延喜式に
記載されている奴奈川神社にあたると
されています。

白山信仰を開いたといわれ泰澄大師が
奈良時代に加賀白山などを基地として
両部習合を行った際、能生白山神社に
仏像を安置して白山信仰を布教し、
社号を白山権現に改めたと伝えられて
います。

 

境内入口


手水舎


二の鳥居


狛犬


社務所と蔵

ちらっと写っている社叢は
国指定天然記念物になっています。


境内を横断してる水路


池と秋葉神社


御旅所


宝物殿


本殿は永正12年(1515)に造営されたもので
国の重要文化財に指定されています。



新・新潟県の名水に選ばれた「蛇の口の水」


拝殿は江戸時代中期のもので
市指定文化財です。


他にもヒメハルゼミ発生の地として
国指定天然記念物になっています。



御朱印は拝殿内に書置きがありました。





次回からは三重県の神社巡りになります。