漫画家・倉田真由美さんの夫で

映画プロデューサーの叶井俊太郎さんが
16日、すい臓がんのためお亡くなりに
なりました。

56歳でした。
まだまだお若いですね。

叶井さんは2023年に末期の
すい臓がんを公表し
成功率の低い抗がん剤治療は選ばず
残された時間を〝好きに生きる選択”を
したことが大きな話題になっていました。

人は必ず「死」を迎えます。
しかし、目の前に迫る死を受けとめるのは
どんな人にとっても簡単ではありません。
ご自身の「死」を受け入れ
最後まで自分の意思を貫く
〝死生観″を持った強い方でしたね。
今回は 叶井俊太郎さんを
四柱推命で鑑定したいと思います。
叶井俊太郎さん
1967年9月18日生まれの
56歳です。
(※叶井さんの出生時間が分からないので
正確なものではありませんが💦)

命式を見てみましょう。



日干乙木の酉月生まれ
酉月は金性で最も強いので
金性を漏らし木性を生助する
癸水(雨)が必要です。

そして丙火(太陽)で暖をとります。
金性が強いので、丁火の制金も必要です。

癸水、丙火、丁火があると良い
命式となります。
日干の乙木の根は年支の未の中に
弱いのですがあります。
しかし、年柱は空亡していて
基本的に空亡がある柱の干支は
エネルギーが落ちるため
助けは得ることはできません。

そして、叶井さんの命式には
日干の乙木を剋する酉金が
月支と日支にあります。
酉金を制する丁火もありますが
年干にあるので こちらも空亡していて
エネルギーの助けが得られません。

印星の水の五行もなく
叶井さん ご自身のエネルギーは弱く
「極身弱」の命式となります。
(時柱がないので正確ではありませんが)

四柱推命の概念にはないのですが
算命学に「三業干支」という
「業」の深い干支があり
先祖のさまざまな行い(悪行)が
子孫の命式の干支に現れると
いうものがあります。

「三業干支」は、年柱、月柱、日柱の
いずれにあっても影響を及ぼすと
いわれています。
(日柱にある場合が最も影響力が
強いとされることもあります。)

叶井さんは日柱「乙酉」
「三業干支」では「乙酉」は
「祇王の業」と言って
結婚に問題が生じやすい「業」で
「乙巳」と「乙酉」が該当します。

「祇王の業」をもつ人は
結婚運に問題が生じやすいため
結婚ができなかったり
結婚、離婚を繰り返しやすく
また、幸せな結婚生活を送れた場合は
仕事に問題が生じるとされています。

若い頃、波乱の結婚生活を送った人は
この「業」は解消されるため
その場合は晩年になると穏やかな日々を
送れるようになるともいわれています。

そして、十二運の「絶」
月柱、日柱に2つあります。
「絶」を持つ人は、型にはまらない
自由な恋愛を求める人でもあり
自分の居場所や人生の目標が定まり
にくい傾向があります。
紆余曲折を経て行きついた先で
良い環境・仕事・伴侶に出会うと
されています。
叶井さんは、3度の離婚の後
2009年9月に倉田さんと結婚した
そうです💦

性格は日柱「乙酉」
相手の考えを読むことに長け
駆け引き上手で交渉事が得意です。

基本的には人当たりがよく
親しみやすい人柄ですが
内面的には強い自我を持っていて
あまり協調性はなく、何事も自分一人で
やり遂げないと気がすまない頑張り屋です。

理想が高く情熱的で面倒見もいいため
周囲からリーダーとして頼られることが
多いです。

変化を好む飽きっぽい一面があり
一度完成させた仕事には興味を失う
傾向があります。

本質は月支元命が「正官」
月柱の天干通変星が「偏財」です。
正官に偏財性が加わります。
真面目で責任感が強く
曲がったことが嫌いです。

我が道を行くタイプで自我も
しっかりしており、自分で自分の
道を着実に切り開いて行きます。

自分で頑張るタイプだけに若い頃は
苦労が多い傾向があります。
成功運があり、苦労があっても
いずれはしっかりとした成功を手に
入れることができる暗示を持っています。

現在の運気を大運と年運の
巡っている星で見てみましょう。



現在の大運は54歳〜63歳まで
大運癸卯が巡っています。
通変星は「偏印 建禄」です。

月柱の「己酉」と大運「癸卯」
「天剋地冲」となり、月柱の「己酉」は
大運の「癸卯」に剋されます。

「天剋地冲」は、さまざまな変化が
起こりやすく、リセット作用を
受けやすい運気となります。

そして、日支の「酉」
大運の「卯」と地支同士が互いに
剋し合う「七冲」となります。

月支の「酉」と日支の「酉」
十二運は「絶」となります。
(十二運が死や絶であると健康面を
損ないやすくなります。)

四柱に丙や丁があれば火の五行が
乙の根を暖め「酉」の強い金を
抑制してくれるのですが
丁の年干は空亡していますあせる

なので、叶井さん自身を現す
「乙」はとても弱っています。

通変星も「偏印」です。
偏印には病気という意味もあるため
体調管理は万全の注意を払う必要が
ある大運です。

2023年6月にステージ3のすい臓がんが
見つかり、余命半年と診断されました。

2023年は「癸卯」の年で
大運と同じ干支となります。

大運、歳運ともに「天剋地冲」と「七冲」
で、通変星も「偏印」と病気には
注意が必要な星が大運、歳運に巡って
いました

叶井さんは「乙酉」の人なので
陰陽五行では「陰の金」
「陰の木」のエネルギーを持っていて
金剋木の関係になります。

そして、月支の酉(金)にも
剋されています。

乙は草花です。
乙は基本的に剋されるのは
あまり良くありません💦
元々、バランスの良くない命式で
健康には注意をしなければ
ならない方のように思いました。
叶井さんのご冥福をお祈り申し上げます。
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ポイントによって さまざまな
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