前回、松田聖子さんを四柱推命で
鑑定しましたが、長くなってしまったので
2回にわたって鑑定しています。
その、後編を書いていこうと思います
松田聖子さん
1962年3月10日
17時5分
福岡県久留米市生まれ
（福岡生まれなので地域時差−18分です
なので、16時47分の命式です。）
61歳です。
聖子さんの命式です。
前回の鑑定では「宿命ニ中殺」の
話を書いていきました。
聖子さんは、命式で
「生年天中殺」と
「生月天中殺」を持っています。
（年柱・月柱が天中殺になっています。）
その二つの「天中殺」を命式に持つことを
「宿命ニ中殺」と言い
聖子さんは「宿命ニ中殺」を
持っている人となります
◎聖子さんの命式の五行のバランスを見て
性格の傾向を考えてみました
聖子さんは日主「丁」の人で
「木」と「水」の五行が強い命式の人です。
「木」の五行は「印星」となります。
「印星」の通変星は（偏印 印綬）で
自分を生じてくれる
(生み出してくれる)星となります。
「母親」の意味もあります。
「印星」は、研究や学問を好み
精神世界に没頭するタイプで両親の愛情を
たっぷりもらい、年長者からの援助がある
と言われています。
そして「水」の五行は「官星」
となります。
「官星」の通変星は（偏官 正官）で
日干を剋する（日干を弱める）星となります。
「偏官」は女性が持っていると恋愛の星で
「正官」は女性が持っていると結婚の星に
なります
「官星」が強い人は、常に集団や
社会を中心に物事を考える
傾向があります。
「印星」と「官星」が強い聖子さんは
知的で真面目なタイプです
人から何らかの役割を任され
それに従い行動する人です。
周りの人からのお膳立てを受けて
自分が意図してなかったような
ポストを与えられる可能性があります
自分が思ってもいないような形で
運勢が開いていくという
「強運」の持ち主です
性格は日柱「丁未」で
優しく思いやりがある性格で
感受性が豊かな人です。
誰に対しても優しく穏やかに接することが
できるため、相手に安心感を与えることが
できます
一度決めた目標は困難に直面しても
最後までやり抜く粘り強さを持っています。
人気運があり、モテるタイプです
何度か恋のチャンスも生まれますが
内面に激しいものを持っており
恋に走るのも、破局に向かうのも
早いほうです
二面性があり、周りに合わせられる
協調性のある穏やかな一面と
頑固で融通が利かない我の強い一面が
あります
何となく人に愛され、好感を持たれる
という、得な性格の持ち主で
苦境に陥っても、思わぬ援助や引き立てを
受けて、打開できる天分も備えています。
結婚や恋愛は、豪華さを求める傾向があり
それを満足させてくれる
年上の男性を選ぶこともあります。
本質は月支元命が「印綬」
月柱の天干通変星が「偏官」です。
印綬に偏官性が加わります。
印綬は物事を完成することによって
名誉を得る星です。
そのためには「官」の力が必要です。
この組み合わせは
「相当な強運」の
持ち主となります
しかし、その「官」が「偏官」なので
「偏官」は「殺」という凶星で
日主を傷つけます
そのため、初めは人気運もあり
仕事も順調で大いに伸びますが
自分が自分の欲望を満たすために
無理矢理とった行動によって
運気が衰え、孤独となりやすい
暗示があります
何事にも「自制心」が
必要となります
現在の運気を大運と年運の
巡っている星で見てみましょう。
現在の大運は52歳〜61歳まで
大運丁酉が巡っています。
この大運は、聖子さんの
月柱「癸卯」と大運「丁酉」は
「天剋地冲」となります
大運の6巡目頃になると
誰でも月柱で
「天剋地冲」が成立します
月柱での「天剋地冲」は
自分の立場や価値観に大変化が起きる
今まで通りでは上手くいかない
と言われています
「天剋地冲」のような運気の時は
今までの価値観を壊して新たなあり方で
再スタートする脱皮期間のようなものです。
そしてこの時期に、辛い思いをすることで
自分が気づかなければならない
ものとしっかり向き合わなければ
なりません
通変星は「比肩 長生」で
比肩は「独立・自立」を表すため
「別れ」の意味もあります
「比肩」には「一人で頑張る」という
意味もあります。
「自立」という良い意味と
「孤軍奮闘」に疲れ会社を辞めたくなる
ということも起きやすいです。
「比肩」の時期はしっかりと
自分軸を深める時期です
その為には一人で自分自身のことを
見つめる時間が必ず必要になります
一人でいる時間があるからこそ
自分と対話でき、内観ができ
自分のことを知ることができます。
聖子さんは、今、自分自身と
向き合っている時期かもしれません
テレビの音楽番組に出演することは
しばらくないかもしれませんね💦
聖子さんの生き方を考えてみると
やはり普通の人とは違った
人生を歩んでいらっしゃる感じがします。
聖子さんは郷ひろみさんと
「生まれ変わったら一緒になろうね」と
涙の別れをしてから日をあけず
神田正輝さんと結婚し
そして沙也加さんを出産し
また芸能界へアイドルとして復帰
聖子さんは新しい女性の生き方
「社会進出の象徴」のように
言われていました。
世の中の流れも、結婚や出産を経ても
家庭の外で輝きたいという女性が増える
時代だったので 多くの女性に支持を
されて「ママドル」となり、結婚しても
出産してもなおアイドルであり続けると
いう生き方を最初にされた方のように
思います
しかし「ママドル」のママを持った
沙也加さんにとっては、普通のママではなく
家庭でのママは「松田聖子」であって
寂し思いや、様々な報道をされるたびに
辛い思いをしたのかもしれません
聖子さんは普通の生き方ができない
特殊な「宿命」を持っていたので
素晴らしい才能を発揮して芸能界で
大活躍をされているのは事実です
そのような偉大な両親を持った
沙也加さんも「宿命」だったのでしょう。
「宿命」に良い、悪いはありません
自分の「宿命」にどんな要素があっても
「受け入れて、乗り越えて、活かしていく」
四柱推命を学んでいて一番思うことです。
才能のある方です。
沙也加さんにも乗り越えて欲しかったです。
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