『家族に・・・ありがとう』

♪ 福山雅治 「家族になろうよ」 のイントロが流れる・・・♪

新緑の銀杏並木を老若男女が歩いている。

老夫婦がゆっくりと穏やかに歩く。

中年夫婦が新緑に癒されながら歩く。

若い男女がとても楽しそうに歩く。

♪ 「百年経っても好きでいてね」みんなの前で困らせたり・・・♪

生まれたばかりの赤ん坊を抱く母の優しい顔。

そのまわりを父、祖父、祖母の笑顔が囲む。

幼稚園で生まれて初めて母と離れる子供の泣き顔。

それをせつなく見送る母の姿と表情。

♪ どれほど深く信じあっても分からないこともあるでしょう・・・♪

小学校の運動会で子供が走る。

保護者席の一番前で見守る父母と祖父母。

小学校の卒業式で卒業証書を受け取る子供。

それを見て涙する母。

♪ いつかお父さんみたいに大きな背中で・・・♪

父とふたりで手をつないで歩く小さな子供。

大きな父を見上げる。

♪ いつかお母さんみたいに静かな優しさで・・・♪

料理を作っている母の後ろ姿。

じっとそばで見つめる子供。

♪ どんなことも越えてゆける 家族になろうよ・・・♪

食事をしている父母と子供。

黙々と食べる父と子供にやさしく気づかう母。

♪ ・・・間奏・・・♪

青空に浮かぶ雲が流れていく。

曇り空から雨が降り出す。

風が強くなり雲の流れが速くなる。

・・・再び晴れ上がった青空に真っ白な雲が浮かぶ。

♪ いつかおじいちゃんみたいに無口な強さで・・・♪

お祭りに孫の手を引いて歩く祖父。

頼もしげに見上げる孫。

♪ いつかおばあちゃんみたいに可愛い笑顔で・・・♪

こたつで焼きいもを孫といっしょに食べる祖母。

満面の笑みを浮かべるふたり。

♪ あなたとなら生きてゆける そんなふたりになろうよ・・・♪

銀杏並木を穏やかに歩く祖父母。

銀杏並木を懐かしむように歩く父母。

♪ あなたとなら生きてゆける しあわせになろうよ・・・♪

家族写真を撮影しようとしている父母と祖父母と子供。

全員が微笑んだ瞬間に撮影、そのまま写真となる。

♪ エンディング・・・♪

銀杏並木を幸せそうに歩く男女。

ふたりの笑顔。

後ろ姿がだんだん遠ざかっていく・・・。

『 2012 － 龍 － 』

十二支の中で唯一実在しない 『龍』 。

だが我々の宇宙に存在する。

天空を自在に飛翔する神々しさ。

誰もが夢みる世界。

その 『龍』 の一年が静かに始まる。

じっと、「春」が来るまで備えている。

ずっと、準備を重ねている。

「春」は必ずやって来る。

その時こそ、翔け昇るとき。

舞い上がれ、『龍』 の雲を得る如く。

想いのままに。

さあ、はじまる。

『今年の漢字2011 －動－ 』

地球が動く。

時代が動く。

心が大きく動いた ２０１１ 。

「生きる」が変わる。

「たいせつ」を考える。

「ひと」を見つめる。

どう生きるかを決める。

新たな目的に向かって動き出す。

「新生」につながっていく。

・・・そして ２０１２ を自ら創り出す。