発達凹凸・育てにくい子がいても、自分の人生を心から満足して幸せに生きたいママのため

マインドフルネスをベースにした講座を実施しています。小林ふみこ(臨床心理士・マインドフルネス)です。

 

 

 

がんばってもがんばっても疲れる。

いや、がんばって分だけ疲弊する。

育てにくい子のために、一生懸命で疲れているママさんが

ちょっとでも、楽になったらいいなあと思って書いています。

自分の当たり前の思考に気づくことも、マインドフルネスです^^

興味を持って、ブログまでたどり着いてくださって、とても嬉しいです。

 

 

それではスタートです♪

 

 

 

◉型にはまることに慣れている私たち

 

コロナ禍、日本人にマスクをさせたい時。
『みんな、してますよ』と言うといいそう。

ちなみにアメリカ人なら
→『マスクをすると英雄になれます!』だそう。

もともとの文化が、型にはまると安心。
みんなで同じことをする学校文化。

ハマってない人は村八分。
たとえば

 

 

◉HEY!HEY!HEY!観てないと村八分


今は推し活とか多様なスキを受け入れるようになっていますが、私の学生時代はこんな感じ。

好きでもなかったですが笑、話題に入れないと白い目で見られる気がして毎週観てました。

あなたはどうですか?

 

 

◉体にイイ食べ物をTVで放送。スーパーから無くなる


アボカドとか無くなりませんでしたか!!?
体にイイ!と言われたらやってみたくなる。

親世代もえらい人とか有名な人の意見を
まるっと取り入れることが普通。

 

 

◉自分にちょうどいい量、物の見極め方


いい!と言われる食べ物でも
その後は

・TVの食べ方通りそのまま食べ続ける人
・流行が終われば食べなくなる人
・時々食べる人など

それぞれの『ちょうどいい』に自然となっていきます。食べ物だと割と簡単。

私は甘いものが大好きです。

食べる量が多いと喘息が出やすい&体がだるくなるので、ちょうどいい量を体と相談しています。

体のわずかな変化に耳を傾けています。
では育児はどうでしょうか。

 

 

◉なぜ育児は無理しがち?


こどもと上手いかいない辛い時ほどイイ!と言われることは全てやりたくなっていた過去。

できない自分がゆるせない。

食べ物は個人に合わせて調整できるのに。
体や心の悲鳴は聞こえないふり。

それは子どもが大切だから?
大切だよ。
だけどそれ以上に怖いことは…

子どものために親は身を粉にするもの
子どものために親は生きるもの

親世代から脈々と受け継がれてきた
理想的な母親像にハマらないといけない。

良妻賢母?
少し違うかもしれないけれど。
ちゃんとした母にならねば。

役割の理想的な型にハマらないといけない焦りや不安が大きかったかもしれません。

なんて生きにくいんだろう。思うかもしれないけれど。

これまでの生き方をふまえたら。型にはまって生きる人生なので、いい母ちゃん枠に入りたいのは普通のこと。

型にはまれない自分を責めたり嫌になったりするのも仕方ない。

発達凹凸育児は大変。それぞれに特性があり、型にハマる育児は難しいです。

だからこそ葛藤が生まれ、ママの生き方や文化の刷新につながります。
 

 

◉まとめ 

発達凹凸育児。

いいと言われる育児方法がうまくいかない、心身ともにキツくて大変。

なのに、なかなかその方法を手放せないのは、個人的な理由ではなく文化的な当たり前があるからかもしれません。

文化的当たり前を手放せず葛藤するのは当たり前。大変だけど、そのなかで新しいママの生き方が生まれていく。

『全てを請け負わなくていい』
この言葉はママの生き方の刷新でもある。


お読みいただきありがとうございます。