拓ぼんが、バイエルの存在を知ったようです。
というのが・・・
「たっくん、学校だとピアノ習っとると思われてないんよ」
と、突然言うもんだから「何で?」と聞くと
「M君はバイエルで、ピアノの人はバイエルなんと ←(バイエルなんだって)
バイエルって何なん?」
どうやら、お友達にバイエルやってない子はピアノを習っているのとは
違うというようなことを言われたようなんです。
そして、バイエルをやっている自分の方が上手だと自慢されたようです
でも、そのお友達が今バイエルというなら、進んでいても後半なので
拓ぼんとそんなに大差無いと思うんですよね。
そのことを教えてやり、拓ぼんも60番『2つの感情』は弾いたことある
というのを教えてやりました。
他には、ヤマハで習っているお友達の例を出してみたり、
バイエルの子だとまだ習っていない可能性がある、プレ・インベンションの7番
クンツの『小さなカノン』のこととか・・・
こうやって、サウンドツリーを持ち上げて(笑)話してやると、少しは納得したようで
嬉しそうにしていました
でも実際のところ、バイエル以外の教本を使って習う子が増えたとはいえ、
やっぱりバイエルはバイエル、今でもピアノの王道ということなんでしょうね。
私自身も、ピアノ=バイエルという図式は消し去ることは出来ませんし
進度の目安にしていたりはします。
また、個人で習ってるおうちの方と話していても、やっぱりバイエルは特別な存在のようで
拓ぼんのクラスメートほど露骨じゃないにせよ、お子さんがバイエルで習っていることに
優越感を持たれているのを感じざるをえません
エレクトーンを習っていた旦那にバイエルの話をすると、鼻で一蹴されました。
でも、旦那は旦那で怖いくらいにヤマハ信者なんですよね・・・
バイエル信者を笑うことなんて出来ないと思います。
結局みんな、自分が習っていたことを否定されたくないし、良いものであったと
思いたい一心のような気がします。
(これはピアノに限らず何にでも共通した話ですね)
今はまだ根強くバイエルの時代なのかもしれませんが、拓ぼんが大人になった頃には
教本がどうこうってこだわらない時代になってるかな?
布団が吹っ飛んだ!さんへ
『小さなカノン』に興味を持たれていたような記憶があるので
一応貼付けておきますね
サウンドツリー3の21番目の練習曲になります。