母の介護:遠距離の壁 | こころ豊かに

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少々のことはボヨヨーンとはね返す “丸い大きなふうせん玉” のような 豊かな心 の持ち主になりたいものです。

 妻の母親(義母)は家の近くの施設に入所しています。妻から、義母の向かいの部屋が空いたとの連絡がありました。

 

 本格的に介助が必要になれば施設のお世話になるのは必至です。それならば、義母と一緒の方が母も心強いだろうし、介護する方の負担も少なくなります。絶好の話です。

 部屋はおさえ、最初は同居しながら施設に慣れてもらおうか等いろいろ考え、母に話しました。しかし、やはり母の「最期までここに居る」という意思は変わりませんでした。

 車で移動できる距離であれば、なだめすかし、この実家と家を行ったり来たりしながら徐々に進めることもできるでしょうが、1000km離れていると、本人が納得しないと無理です。“遠距離の壁”を感じました。

 

 息子と妻の長引く別居生活のこと、息子の残された健康寿命のことなども考えて欲しいものです。