母にまた網膜剥離の兆候がでて、注射治療のため大学病院に行ってきました。その家を出るときの出来事です。
タクシー会社にTEL、「5分ほどで着きます」とのことで急いで外に出、母に「門の所で待ってて、転ばないようにね」と促し、玄関を閉めようとしました。そこで、いつも鍵を入れている鞄のポケットに鍵がないことに気付きました。慌てて、家の中に戻り探しましたが見つかりません。
ぼくの様子をみていた母が、ゆったりとした声で「何かあったの~」「鍵がないの~」と。
そのゆったりさに何故かイラッとしてしまい、「何でもないから! もうタクシーが来るから門の所で待ってて!」と強い口調で返してしまったぼくでした。
さらにドタバタしだしたぼくを見て、母が「私のポーチの中にも鍵あるわよ~」と。そうだったと思い出し、母の鍵で施錠。そこにタクシーが到着。なんとか間に合いました。
車内で改めて鞄の中を見たら、いつもと違うポケットに入っていました。落ち着いて見ればすぐわかるのに。母に「ご免ネ」と謝ると、ゆったりと「よくあることよ~」とニッコリ。
冷静だった母vs 慌てめくった自分
恥ずかしい・・・、反省・・・
家の前の道が狭くてタクシーを待たすことができないもので、あせってしまいました。