実家の整理をしていたら、高2のときの『進路決めのための適性検査』の結果が出てきました。文学部が◎、理工学部が××とありました。
そうでした。当時ぼくは理数系科目が得意だったので、この結果に驚いたことを思い出しました。結局ぼくは理工系に進学し、キャリアのほとんどを技術屋として過ごしてきました。
時がたち、会社を退職する前、退職後の人生に向けての社内研修があり、そこで『あなたに向いた職業を知る適性検査』なるものを受けました。
その結果、◎は“哲学者・宗教家”とでました。同僚からは「退職後は出家ですか」とか揶揄われ。
そして介護生活に突入。“生老病死” “人間の尊厳” など否応なしに考えさせられる日々です。考えようによっては、「今やっと自分の適性に適った境遇に巡り合った」と言えるのかもしれません。この境遇を活かし、何か自分を飛躍させたいものです。
“悟りの世界”に到達できたら最高・・・
