ジャンプトライアル開始!
いつものように
喜びの記事を書くはずでしたのに
トライアルにいった里親希望さんより、トライアル翌日にギブアップの連絡が入りました。
まだたった2日目なので、
何とか頑張ってもらえるよう私とケイトさんでアドバイスするも、
里親希望さんのジャンプに対する恐怖や私達への不信感を払拭できず、
ジャンプを返還ということになりました。
原因のきっかけは想定外のできごとが起き、
お散歩から帰ったばかりのジャンプが興奮、
先住犬さんを噛む行為(といっても大事に至ったわけではありませんし、ジャンプはケージの中に居ました)があったことです。
我が家では先住たちとも問題はないし、
私もお散歩帰りから足もふかせてくれるし、体のどこを触っても大丈夫。
里親希望さまのお宅でもちゃんとその様子を見てもらっています。
なのに、里親さんの家では一変しました。
凶暴な犬に変身してしまう面があり、
それも里親希望さんの不信感をあおってしまいました。
でかポメマスターのケイトさんによれば、
預かり先ではいい子で過ごした子が、
里親先で凶暴な犬に変身することは過去にも多々あることや
「うちでは1度もそんなことなかったのに」と、預かりが絶句することも普通にあります、と。
先住犬の表情見ればわかるけどジャンプはもう家族同様だった
理屈で説明できないけれど、保護犬のでかポメってそういう一面(預かり宅へのこだわり?)
が出る子がたまにいる、
でもきっと落ち着く日が来るからとケイトさんが丁寧に説明してくださっても、
一度ついた恐怖心を払拭することはなかなか難しかった。
こちらからはごはんがらみの時(取り上げようとしたり、誤食時など)には
興奮して刃向かうことがあると説明済みで、
それ以外は家の中で先住と卒なく暮らし諍いもなく穏やかで、
オモチャ遊びを繰り返す愉快な奴でした。
ではなぜ私には触れせてくれたのか。
ケイトさんと一緒に考えました。
決定的な違いはあきらかで
私とケイトさんはセンターで初対面したときから
「きゃーきゃー可愛い」「でっかい!!!」
ってもうさっそくベタベタと触りまくっていた。
怖いなんて微塵も思わなかった。
里親希望さまは私がお家をお暇(いとま)したあとから
あの大きさが怖いって
まだ何も起こっていないうちから怖がってる。
結果はそこにあったのだろうとおもいます。
エアーキャッチまでできるようになっちゃって 今度はフリスビーにチャレンジだねって家族みんなで言ってました
今、会で預かり移動先はなく
(私はジャンプがトライアルへ出たことによって、近く出産を控えた娘の里帰りの予定を早めることになったり、先日の台風の雨漏り工事などトライアル決定後に予定を組んでしまいました)
デカポメなら絶対的信頼がおけるケイトさんは先住犬の看病に手を取られ、
いろいろいろいろ考え尽くした結果、
アイドッグ本部にも近く、先日は多頭飼育崩壊時に4頭の犬を引き取ってくださったペッツさんの所でしつけをかねて(ペッツさんは、トレーナーさんの保護カフェでもあります)
お預かりし直してくださることになり、移動しました。
ペッツさん 実は元アイドッグスタッフでもあります。
なのでアイドッグの方針も周知してくださっている。
わたしもミーティング等で面識もあるしね。
安心してお任せできるのです。
ペッツさんを初め7名のスタッフさんみんながジャンプを「可愛い」と言ってくれて
だーーーれも怖がっていない。
ジャンプをお迎えになられるための素敵な里親希望さまからの言葉の数々。
「先住たち2匹も2年経って笑い話になったのでまた2年単位で幸せになろうと思う」
「わたしたち気長な夫婦なので」
「お口出ても全然平気」
「18㎏の犬を飼っていたので主人よりも私が散歩」
・・・・・などなど。
たくさんたくさんたくさん幸せな夢をみました。
わたしもジャンプも。
私の気持ちは綴りません。
ジャンプの戸惑い、悲しみ、不安に比べられるはずがないから。
ただひとこと。
ジャンプ・・・・・・・
許して。
ほんとにごめん。
わたしはペッツさんと共に引き続きジャンプの最高の幸せ探しに尽力します。
どうぞ皆様よろしくお願いします。
※ジャンプは引き続きアイドッグからもご応募をつのっていきます。