≪今日のコペル(臨床自然運動学)先生の独り言≫

筒井重行が提唱する「臨床自然運動学」

からだ日記と自然運動と白隠の環(メビウスの輪)その19

今回紹介している絵は、「座頭、丸木橋を渡る」と「隻手布袋図」、「燭台」、「起き上がり小法師」です。

作者は、白隠慧鶴です(江戸時代中期の禅僧)。

善導(中国唐代の僧)「二河白道」(にがびゃくどう)の、たとえ話

「ある人が西へ向かおうと決心したときに自分の周囲が見えてきました。

南には業火の河、北には津波のような波が押し寄せる水の河があり、後ろからは獣や盗賊が襲ってきて、進むことも退くこともできません。

じっとしていたら死ぬしかない状況のなか、二つの河のあいだに細く白い道が見えました。

しかし、とても行けるような気がしないと怖じけていると、西の方角から「来い」という声聞こえ、東側のこちらからは「行け」という声が聞こえてきました。

西の声の主は阿弥陀様、東の声の主はお釈迦様、つまりさまざまな煩悩に襲われる道を、阿弥陀様とお釈迦様の激励によって歩むことができた」

臨床的には、自分のなかにある未知(道)のシステムを動かすことで健康になると決心することのように思えます。

この未知のシテムのスイッチを入れるには、意識だけでなく、無意識でいれる方法があるようです。

この無意識の力を如何に動かすか?

それは、日々無心に養生法を実践していくしかないようです。

ヒトには、未知の検査法と治療法と養生法が内在しているようです。

「いのちの流れとは・・・・トキである」これを体感することが健康には必要。それには

▪︎全ての出来事の「トキ」がある

▪︎坐禅〜悟りと眠気

▪︎健康〜元気と病気

▪︎涅槃〜仏心と凡夫

▪︎重力〜天から地へ、地から天へ

▪︎病 〜炎症と慢性炎症

▪︎陰陽〜構造と動き(流れ)

▪︎運動〜無意識と意識

▪︎瞑想〜深いと浅い

▪︎臨床検査

現代医学・東洋医学・無病医学(ゆらぎ検査)

       凡夫なコペル