筒井重行が提唱する「臨床自然運動学」

からだ日記と自然運動と白隠の環(メビウスの輪)その1

すべての出来事には風が吹いている。

その風を全て受け止めれば、何かが起こる・・・。

それは・・・・・

自然運動とは

「口パクによる反応」には、色々な現象が存在します。

ヒトでは、からだ・こころ・原初のいのちの三つのどれかに、今ここで必要なことがおきます。

そのひとつとして、自然運動があります。

この自然運動には、意識では制御できないすざましい動きと、静寂で微細な動きと、冷たく氷りのような凝固する動き及び不思議なヴィジョン出現などがあります。

この運動は「ゆらぎ」、「整体観念」、「いのちの息吹」、「オートポイエーシス」、「人体の高次制御システム」、「宇宙の塵のうごき」、「メビウス運動」、「わたくしへの旅」、「?」などとも理解されます。

これらの色々な形の自然運動に対しては、注意すべき事があります。

それは、ヒトはただこの反応に全てを任せて待つことが必要なのです。

さらに、今ここでおきる事柄を「からだの声=原初の声」として、一瞬一瞬をありのままにライブで読み取っていく責任があるようです。

(からだの声を聴くには、自我意識を可能な限りの排除が必要かも)。

これらを日々続けることが、身心の健康維持はもちろん、自分を知ることにも、終末期においても自分をこえて身心の安心がえられるようです。筒井重行

※風について理解していただくために

和田慧子 著の「からだ日記」をご紹介いたします。

(からだ日記のはじまりを提示致しますので、是非お読みください。)