≪今日のコペル(臨床自然運動学)先生の独り言≫
「病は氣から」その31(スライド51と52)
(スライド51)
スライドは、心拍変動指数(HRV)を、調べている写真です。
心拍変動指数(heart rate variability :HRV)
HRVとは、自律神経の「ゆらぎ」による心拍数の周期的変動のことであり、心電図の正常洞調律時のRR間隔を用いて解析される指数です
HRVは自律神経活動の全般的な評価と、短時間の迷走神経活動を評価することに適し、自律神経活動の評価と心臓死の予知指数として活用されています。
指先や耳たぶの脈波を測定するセンサーを使って、
5分間で、「ストレス/リラックス度」と「からだとこころの柔軟性」
の2つの指標から、からだとこころのバランスをチェックするシステムです。
ストレス・リラックス度は・心拍数から、わかります
・一拍一拍の間隔は微妙にゆらいでいる ・この心拍数のゆらぎ度合いが、
ストレス・リラッ クス度です
・心拍数のゆらぎが大きいほど、リラックス度が高い
・心拍数のゆらぎが小さい、つまり一定間隔だとストレス度が高い
心拍は規則正しい洞調律を刻んでいるようにみえても、呼吸や循環に関する自律神経活動の影響を受け、周期的に「ゆらい」でいます。
この「ゆらぎ」が心拍変動heart rate variability(HRV)です。
スライドは、百会を、タッピング刺激する前後のHRVの変化を示しています。
氣の興奮状態が、安定している様子がうかがえます。
(スライド52)
≪心拍変動≫
心拍は規則正しい洞調律を刻んでいるようにみえても、呼吸や循環に関する自律神経活動の
影響を受け、周期的に“ゆらい”でいる。
この“ゆらぎ”が心拍変動heart rate variability(HRV)です。
HRVはスペクトル解析により心臓交感神経や副交感神経の周波数成分が分離されます。
次回は、百会刺激の症状変化の症例です・・・・