≪今日のコペル(臨床自然運動学)先生の独り言≫

「病は氣から」その29(スライド44と45と46)

(スライド44)

正しい姿勢(重心線)をとります。肩の力をぬき、肘は、体の軸に対して、水平です。

親指を顎関節の上、1〜2センチに置きます。そのまま、左右の手を近づけます。

この時、左右中指がつけば良いのですが、つかないかたは、親指の位置を上方にずらし指を、当てます。

また、左右指がつくが、頭皮につかないかたは、親指の位置を下げます。

それから、その位置から、後方一寸が、百会です。

1寸は、スライドに示す、親指を参考にしてください。

(スライド45)

それでは、皆さん、実践してみてください。

ツボは、凹んでいたり、膨れていたり、少し痛かったり、違和感などがありますので、百会の周辺を指で、さぐってください。

少しの、ズレは問題になりません。

大体の位置を、把握していただけたでしょうか?

それでは、そのツボを刺激していただきます。

(スライド46)

・指三本で百会を5回ほど

 軽くたたいてください!

・正しい姿勢で力を抜いて

 イスに座り目を閉じる

・頭頂部から何か流れる感覚

 を感じる(それは、風、水の流れのような?)

・1分間そのまま、流れる感覚に意識を無心に

 向けてください。

軽くタッピングだけで、効果があるのか?と、お思いでしょうが、有効な症例データーを後でお見せいたします。

次は、臨床で百会刺激が有効である理由を、百会と経絡の関係で示します。