≪今日のコペル(臨床自然運動学)先生の独り言≫
【医は意なり】その8
医は痿なり、腰ぬけざるに駕籠にる。
医は葦なり、立ちのびるほど折り易し。
医は違なり、言行相違するなり。
(言と行がことなる)
以上のように「医は意なり」をいろいろと書いてきましたが、
医学を志す人たちに長く受け継がれている言葉が「医は意なり」です。この言葉の中心には「医の使命はただ一つ、病気になった人を直すこと」という真摯な気持ちがあります。
一方で「意なり」を「威なり」や「異なり」と読みくだすことで、自分たちの慢心を戒める気持ちも込められています。日本の医の先人たちは、この言葉を座右の銘とし、熱意と強い使命感をもって進歩に貢献しました。
現在でも「医は意なり」を探求している先生方がいるようです。
私事ですが「医は意なり」を正しく理解して「臨床自然運動学」をまとめてみたいと思います。コペル(臨床自然運動学)
※主催:第29回日本医学会総会2015関西、京都大学総合博物館
医は意なり-命をまもる 知のあゆみ-
2015/02/11(水) 〜 2015/04/12(日)