4月17日は、

令和4年度第1回埼葛歯科医師会医療管理教育部講習会@春日部保健センター

に講師でよばれました。

テーマ「東洋医学を歯科臨床に生かす」

お一人目の東京医科歯科大学名誉教授 嶋田昌彦先生が「歯科領域の漢方薬を応用」で、

私は、「歯科心身症を東洋医学で診る」を鍼灸を中心にお話しをする事になりました。

まとめるために『病は氣から』という内容にしました。

久しぶりの講演でお聞き苦しい面もあったと思いますが、

歯科心身症 と 望診(かお)は、顔は心の鏡であるように

鍼刺激により現れる、顔の自然運動で歯科心身症を診るには、

「病は氣から」を、東洋医学と現代医学で生体を読み解く必要があります。

人間には、未知の制御システムがあるようです。

更に養生法の必要性をお話しさせて頂きました。

全員に鍼を体験して頂くわけにはいかないので、

百会のツボを刺激する体験(動画有り)、

百会には、5本の経絡が交差している。

百会の働きには、脳の機能改善、心身の解放、便秘、尿閉の改善等を症例と一緒に説明いたしました。

懐かしい昭和大学歯学部弓道部の宮田幹郎先生に会えたり

嶋田先生も、僕が昭和大学歯科病院を出てから、

養生法の重要性を伝えていたので、

終了後の懇親会で、話が盛り上がりました。

東洋医学を学ぶには、教科書の論理を学ぶと同時に、

経絡の流れとツボから発信される気のエネルギーを、

体感する必要があります。

そこで市村先生のご希望で合谷と百会に鍼を打ちました。

今まで私が学んできたツボを探す方法をお見せしました。

その動画は、改めてご報告いたします。

緊張しましたが充実した時間となりました。

いろいろ準備してくださった、都田芳弘先生、山口保晴先生に感謝いたします。

参加してくださった先生方、ありがとうございました。合掌筒井重行

追伸:

自然運動とは何ですかというご質問がありましたが、

私の臨床において、根幹にかかわる内容なので、

『臨床自然運動学』として、

まとまりましたらご報告いたします。