≪今日のコペル先生の独り言≫

整体観念 (整体とは、全体が一つとなって切り離せないもの)〜1

整体観念とは?

人体を魚群のようにバラバラな魚の集合体と考えるのではなく、蟻や蜂のように全体が連絡

を取り合って役割分担した集合体あるとする考え方である。

何が、誰が、何のために、このシステムをコントロールしているのか?・・・

自然運動では?  オートポィエーシスでは? 

 自己組織化では?  コヒアランス感 では?

現代医学的では不明な点が多いので、自然現象の中から検証してみると下図のようなものがあります。

整体とは、統一性と完全性のことである。

中医学では、人体の統一性、完全性および人体と自然界との相互関係を重視する。

中医学では、人体を一つの有機的整体と考え、人体を構成している各部分を切り離してしまうと意味がなく、それぞれの機能は相互に協調して助け合い、病理でも影響を及ぼしあうとしている。

また人体と自然環境は深く関係しており、人間は積極的に自然へと適応し、自然と戦って改造することで、人体の正常な生命活動を維持していると考えた。

内外の環境を統一し、人体そのものを整体(全体が一つとなって切り離せないもの)と捉える思想を整体観念と呼ぶ。

整体観念とは、古代の唯物論と弁証法思想が中医学に取り込まれたもので、中医の生理、病理、診断法、辨証、治療、など各方面にわたって貫かれている。

コペル先生より