≪今日のコペル先生独り言≫

僕自身が、西遊記の孫悟空を、憧れでもあり戒めでもあるとイラストを描いてもらっています。

頭に『緊箍児(きんこじ)の環』が自我が出張ると締めつけられる。

また、赤い服は精神状態が不安定を表していると考えています。

如意棒は、臨床医としてオールマイティーな道具。

筋斗雲は、宇宙の果てまで飛んで行かれる最強の乗り物。

最近、慢性炎症の本を読んでいたら

ふと頭に、西遊記の物語にある「芭蕉扇」を思い出した。

一度仰げば風を呼び、二度仰げば雲を呼び、三度仰げば雨が降り、立て続けに49回仰ぐと、どんな火でも消し止める霊水が雨として降り注ぎます。

金角のもつ芭蕉扇は炎症の強弱を表し、孫悟空のもつ芭蕉扇は、病気の養生法や治療法を表しています。

芭蕉扇の使い道は、養生法そのものと思います。コペル先生より

※西遊記に登場する鉄扇公主(羅刹女)の持ち物「芭蕉扇」は、一度仰げば風を呼び、二度仰げば雲を呼び、三度仰げば雨が降り、立て続けに49回仰ぐと、どんな火でも消し止める霊水が雨として降り注ぎます。

一方同名のアイテムを金角・銀角兄弟も持っていますが、こちらは仰ぐと炎が噴き出すと言う、鉄扇公主のそれとは反対の効果を持つもの。ちなみに、 ドラえもんに登場する「バショー扇」は、西遊記がモデルというひみつ道具で、柄のダイヤルを調節することで、台風からそよ風まで自在に起こす団扇です。なんと温度や匂いまで調節できてしまうというのだから面白いですね。