≪今日のコペル先生独り言≫

最近たくさんの本を読んで

宮坂昌之先生(日本免疫学会会長)の慢性炎症の記事。

「慢性炎症は万病のもと」というフレーズで僕の頭の中が動き出した。

歌川国芳が画いたヌエ。

ヌエは日本に古くから伝わる物の怪:もののけ。

顔はサル、胴体がタヌキ、手足がトラ、尾がヘビ。

ヌエは知らない間に人の家に入り込み、住み着いて人を恐れおののかせ、病をおこす。

まるで、慢性炎症のようです。

慢性炎症は

シークレット・キラーとして

密かにわれわれのからだに入り込んで健康を損なわせ、

多くの病気の発症、進行に関わっている。

「万病のもと」と言われ所以(ゆえん)です。

慢性炎症「ヌエ」のような得体のしれないものから

次第に姿が見える実態として現れてきました。

ヌエ(慢性炎症)を退治するのは、迷走神経です。コペル先生より