≪こんな時こそ、口ぱくぱく養生法≫その5

免疫には、自然免疫応答と適応免疫応答があり、
自然免疫はもともともっている免疫で、外から入ってきた病原菌に反応して、
咳、クシャミ、痰、おなら、涙、汗、鼻水、下痢の様に
悪いものを外に出す働をいう。
それを僕が身読した時に
自然免疫力の一つとして「自然運動(無重力運動)」があると考えました。
自然運動(無重力運動)は、誰もが持っているもので
からだが動くことで、体内で不快な症状を改善する為に起こっている!
ですからこれを利用しない手はありません。
新型コロナウイルスの自粛で
ストレスに長期間さらされていると
微細な炎症が、からだとこころにいろいろな問題を起こします。

北大の村上教授がいう、炎症を起こす一番の大きな要素は、重力です。
重力により、腰椎の5番の炎症回路を開き全身に悪影響が及びます。

病気のおおもとでもある、
重力ケートウエイ反射をコントロールするには、
迷走神経と自律神経で安心安全にコントロールすることができます。
口ぱくぱくで起こる「自然運動(無重力運動)」は、最高の養生法となります。
なお、迷走神経は、抗炎症作用物質を出すので
微小炎症と重力ケートウエイ反射の二つをコントロールする活きがあると考えています。風転風楽


※免疫には「自然免疫」と「獲得免疫」があります。 自然免疫とは、ウイルスや細菌などの敵が体内に入ってくると、敵の目印に関係なく真っ先に駆けつけてやっつける免疫反応のことで、マクロファージ、顆粒球、NK細胞といった免疫細胞がそれにあたります。

「好きになる免疫学 第2版」萩原清文・山本一彦
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風邪やハシカって、どういうしくみで治るの?トル様受容体?マスト細胞?チェックポイント阻害?細胞たちがキャラクターとなって大活躍。わかるから、好きになる。面白いから、好きになる。旬の話題で、好きになる。「私」が「私」であるしくみ。免疫応答の基本骨格からさまざまな疾患との関係まで、しっかり学べる入門書。ユニークなマンガ、詳しい解説。より新しく、より深く、より楽しく。カラー化した大改訂版!

目次 :
第1部 病原体との合戦―自然免疫応答と適応免疫応答の二重奏(免疫応答の基本骨格―細菌との戦い/ 免疫応答の導火線―パターン認識受容体/ 「私」が「私」でなくなる?!―ウイルスと戦う作戦)/
第2部 「自己」と「非自己」のからくり―B細胞とT細胞の秘密(私の敵は数え切れない―遺伝子の切り貼りという離れわざ/ ハシカに二度かかりにくいのはなぜ?―免疫は記憶する/ 免疫はどうして自分を攻撃しないのか?(「私」を教育する恐怖の胸腺学校/ 自分に「寛容」とは?) ほか)/
第3部 臨床免疫学序説―さまざまな疾患と免疫とのかかわり(適応免疫応答の過剰―まだ謎の多いアレルギーの話/ 自然免疫応答の過剰―おこったら怖いマクロファージ/ 自然免疫応答と適応免疫応答の過剰―さまざまな側面をもつ関節リウマチ ほか)