7月9日一照さんの日曜坐禅会@葉山の中で
テキスト『宝慶記』を使ってお勉強会をしているのだが、P51何番だが忘れたが舌のこと「舌を咢(あぎと)にかける」というところが出てくる。ありがたいことに僕が参加した時にやろうと、とつておいてくれた。今日は珍しく、教え子の歯科医師岩井洋子先生も参加していたので、いろいろ専門の分野でお話ができた。
僕は、この2年舌を上あごにつけることを、臨床の現場に用いて日常の養生法として指導していることを説明させてもらった。山ほど書きたいことがあるので簡単いうと舌を上あご付けることは、
*口蓋舌筋を刺激して舌を口蓋につけるトレーニングを行うと全身の迷走神経支配されている臓腑に影響を与える可能性をひめている。
*東洋医学的には、...
鬼封(きほう)精神病・うつ病。
海泉(かいせん)糖尿病・腰痛。
*舌は身体の中で、1g単位で一番強い筋肉です。
*舌を上あごにつける行為は、マウスピースの役目をして、噛みしめ防止。
口呼吸を防止して鼻呼吸になり、誤嚥を予防してくれる。
*日中舌を上あごにつけていると、睡眠中も舌が上あごについているので、睡眠中のイビキや無呼吸症候群が軽減してくれる。
僕は『筒井式ソマティック検査法』として名前を付けて、筋肉反射テストとして用いている。
岩井先生は、噛み合わせが、うつむきになった時やあごを上に向けた時、正面を向いた時の違いを皆様に体験してもらい正しい姿勢の大切さをお話して下さった。
僕も岩井先生も噛み合わせの問題は長年取り組んできたから、山のように皆さんにお伝えしたいことがあります。どうそどこかでお会いした時にお声をかけてくださいね。何かお悩み解決のおやくにたてたらと思います。
そうだ、早津さんが作品を披露してくれました。
それから、堀さんと海へいきました。皆様ご清聴ありがとうございました。