藤田一照老師 の坐禅会
10月4日(月)
朝4時に起きていってきました。 5時ぐらいまで大雨で昨日の天気予報は午後まで大雨の予報でしたが、ありがたいことに家を出る時には雨がやんでいました。これってSOCセンスオブコヒアランスもしかして私のも動き出したの・・・・!とりあえず昨晩用意したズボンや靴下の着替えをもって出発。7時30分には京急本線『新逗子駅』に到着、バスで葉山の御用邸まで行き、そこから地図をみながら歩いて山側に歩いて“茅山荘”に向かいました。
20分間ぐらい歩きました。早めについたので写真を撮っているうちに、門のくぐり戸が開いて大きなゴミ袋を抱えた男の人がでてきました。見ると一照老師でした、二日前にお会いしているのでわかりましたが、気さくに声をかけてくださり早めですが中の坐禅堂へ案内してくださいました。
門の前も素敵でしたがくぐり戸を入るとまるで別世界なんと風流なお庭、竹林、こけむした道、川まで流れているしここにきただけでも癒されるすてきなお庭でした。また坐禅をするお堂もわらぶき屋根で、なんと贅沢な空間で坐禅ができる喜びを感じました。桐ヶ谷寺でいろいろご指導いただいたことを思い出しながら緊張していましたが、どうも様子がちがいます。
ヒーリングミュージックがかかり、一照老師がここでは坐禅の前に身体をほぐしてから始めますという。その身体のほぐし方が、頭のてっぺんから足の指先までとことんほぐし、骨盤を中心にくるくる身体をまわしたりよじったり、このほぐし体操だけでも満足してしまいそうな気持ちよさ。そこから坐禅に突入、こんなにリラックスした状態で坐禅ができるの?あの2日前の坐禅の緊張感はどこえいったのという感じ、始まりの鐘の音がこんなに頭に響く、身体全体の60兆個の細胞一つ一つに一照老師しみ込む、心の奥底まで響く、そして身体が“ゆらぐ”のを感じました。建物の木とお香のかおりの中、照明も薄暗く、なんともいえない神秘的な空間をかもしだしている。目はつぶらないでくださいといわれて、目を開けて前の壁を見ているのですが何かちがう空間にいるような感覚になる。それに、2日前の坐禅では、身体が緊張しているせいか股関節が痛くて、坐禅をしてリラックスしようと思っても身体がこわばっていたように思えた。ところが今日はまるでちがいます。なんてここちよい、楽しい、気持ちがいい、身体がよろこんでいるように思えます。2回の坐禅が終わりこんなにリラックスした状態で坐禅ができることに喜びを感じました。もっともっと続けたいぐらいの心地よさでした。終了後皆さんとお菓子とお茶を飲みながらお話をして、一照老師がとても気さくに皆さんを受け入れてくださるので沢山の方にしたわれ、沢山のフアンの方がいるのがわかりました。また老師も沢山の方のお力で支えられていることもわかりました。全部が修了しても午前11時30分、あまりにも充実した時間を過ごしたので1日が終わってしまったぐらいの感覚でした。こんなに素敵な時間を下さった老師には本当に感謝いたします。ありがとうございました。