HRV 生理学的背景
心拍は、心臓の洞結節に始まり、特別の細胞郡が常に電気的インパルスを発生し、特定の経路を通じて心筋全体に広がり心筋の収縮プロセスを作り出し、動脈と静脈をうまく同期化させている。洞結節は、安静状態でこのようなインパルスを1分間に100から120回つくりだしている。しかしながら安静中の健常者の心拍はけしてそんなに高くなることはない。これは、洞結節の活動に対して自律神経の調節が常に動いているからで、その結果、最終的な心拍数が決まる。健常者の場合、安静時の心拍数は通常1分間に50から70である。
自律神経系は、神経系統の一部で、体の全ての器官とシステムを随意的にコントロールしている。他の神経系と同様、自律神経には中枢神経(脳幹の中の核)と末梢神経(求心性および遠心性線維と抹消神経節)があり全ての体内器官につながっている。自律神経には、交感神経と副交換神経(迷走)神経があり、これらの2つの部門が拮抗してそれぞれの体内器官に影響を与えている。
アメリカBiocom社 ホームページより
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