青空キッチン熊本校主宰
キッズ食育マスタートレーナーの松野文枝です。
先週、キッズ食育コンテストとカンファレンス、父の法事もあり、
帰省しておりました。
楽しい思い出は、カンファレス終了後の夜、
息子の親友家族との楽しい食事中に息子にかかってきた
1本の訃報を伝える電話で消し去られてしまいました。
我が子にとって・・耐えがたい事実を突きつけられ・・
息子は法事には出席せず一睡もしないまま羽田空港から1人帰熊
幼馴染家族が空港に出迎えてくれて・・(感謝)
現実の世界へ。
そこからの1週間が今過ぎたところです。
15歳でも、まだ受け入れられない事という事があります。
時間が解決するかもしれないけど、「強くなりなさい」とか
「悲しんでばかりいないで・・」とか「大人になりなさい」とか
決して言えない状況。
心が窮地に追いやられている時はそれは悪循環。
思春期の今、親より大切なものを失うという現実を
どうやって受け入れていこうかと、本人も戦っている状況で
私たち親が出来ることは、見守る事、寄り添う事・・食事を気遣う事しか
出来ない。
食事に関しては、ほとんど何も食べていなかった様子。
食と心って繋がっているよ。ほんとに
苦しければ食べられない。
食べられれば元気になる
昨日位から食事が食べられるようになったから、
ちょっと嬉しくなりました
少し笑顔も出てきたり・・一歩一歩ゆっくり前に進んでいます
息子は今の学校に通う事になるとも思っていなかった。
それでもご縁を頂き、今の学校に通うようになった事に感謝しています。
今回の一件で、学校の先生たちのケア、
心遣いなどきめ細やかで学校の対応に救われています。
時間をかけないと乗り越えられない!
大人になんてまだなれませんよ!
そう言って息子や私たち家族を心配して下さる学校に
お世話になれていることも幸せな事
さらにすごく心配して支えてくれている友達の存在。
私の事も含めて心配してくれる学校のママ友たち。
この道に進むように決まっていたんだなぁと
今は運命だと感じています。
13歳から息子が経験している様々な出来事は、
息子が大人になるために必要な事なのか・・
今の私にもわかりません。
でも1歩1歩、不器用に・・前に進んでいたのに・・
子育てしていると、色んなことが起こります。
様々な経験を一緒にしてきている私でも、さすがに辛かった。
一緒に泣いてくれた仲間もたくさんいます。
ありがとう。
我が子に起こることは、自分の事以上に苦しい。
でも、その苦しさは、息子にとっても、家族にとっても
何か意味がある・・と言う事なのかもしれません。
食は、子どもたちの心の状況を把握することでも
大事な要素。だから日々の食が大事になってくる・・
食べられない・・という事には理由があることを
その様子を見ていればわかるし、
それによって心に寄り添ってあげることも出来ます。
それには小さな頃からの親子の愛着形成が大事に
なってきます。
たくさん抱きしめてあげましょう。
たくさん語りかけてあげましょう。
今この瞬間の我が子の笑顔に・・
心から喜んであげて欲しい・・・
元気でいることは当たり前な事ではないから・・
私の作った料理が美味しかったと・・その子は言ってた。
この料理は我が家の特別なメニューとして、作り続けていきたい。
食の思い出は永遠に・・
そして、苦しみ哀しみの先に進むにも・・
そこに食は大事であるという事・・・。
食べることを大事にしよう。そうしたら子どもたちの心の声も
食を通して感じることが出来ると思うから・・
熊本に引っ越してきた日・・あれから7年。
成長と共に様々な経験を積んでいる我が子。
大きな心で見守るしかないね・・・。
喜びの後の悲しみ・・。
楽しい思い出の投稿が滞ってしまっておりました。
朝起きて、ご飯食べて、仕事して・・
当たり前だけど、生活を整えていく事が最初の1歩。
だから大人は立ち直りが早いのかもしれませんね。
立ち止まっていられない忙しさの中で、
心の整理が整うような気がします。