● 一所懸命に仕事していれば、いじめも去って行きます
こんにちは。小笠原エミです。
真面目にやっていれば、何かに一所懸命がんばっていれば、必ず誰かが見ていてくれます。
私は、小学生の5、6年生のこと、クラス中の人にいじめられていました。それは意味もなくはじまりました。
修学旅行も居場所が無くて、本当に辛かったです。
掃除の時間は、いつもみんな掃除をしません。だから、私一人でやっていました。
もう卒業間近という時、クラスの人気者で中心的存在の子が(元々いじめを率先してやる子ではなかったですが)、急にみんなの前で、私に
「小笠原さん、偉いねー」
といって、一緒にごみを集めてくれたんです。私は、泣きそうになりました。
卒業間近になって、ようやく救世主があらわれたんです。もっと早く現れて欲しかった…。
ホテルで働いていた時、パワハラ・モラハラがきつくて、仕事もきつくて、身体を壊し、7年間耐えた職場に辞表を出した時、他の部署の人が、
「がんばった。よくがんばったよ」
と、理由は言わずに、ただそう言ってくれたんです。私は、うれしくって、涙があふれました。
私がしんどいことを、この人だけは見ていてくれたんだと、無言ながらもわかったんです。
あぁ、こう書いていても、今でも涙があふれます。本当にしんどかった。仲間はみんなしんどくてやめていった。最後の一人だった。頼る人もいなかった。
でも、陰ながら見てくれていた人が一人でも、いたんだ。
私は、それだけで、その7年間が救われた気がしました。
一所懸命やっていれば、必ず誰かが見てくれています。
それでも、報われるのが遅いと、私みたいに体をこわしてしまいます。
そうなる前に、一所懸命やっているあなたに光が差すように、今を変える勇気をおくりたいと思っています。