数日前のAM3:00過ぎ

目が覚めると喉がカラカラ。

冷房の風が当たる場所で口を開けて寝ていたからだろう。

冷たいお茶を飲んでまた眠りについた。


AM5:20

アラームの後で目覚める。

またまた喉がカラカラ。咳払いする。

喋ると声がかすれている。

他に症状もなく倦怠感もない。

冷房の風で喉を痛めてしまっただけだろう。


冷たいお茶を飲むがスッキリしないので、のど飴を口に放り込んだ。


お弁当と朝食を作り、一緒に食べ、

夫と息子たちを送り出した後、掃除機をかけ、車で買い物に出かけた。


猛暑の日々。

駐車場から店内に入るまでの数十メートル歩くだけで汗が滲む。

いつもより若干、体が重く感じるが、あまり気にせず必要なものをカゴに入れレジに進む。


帰宅して簡単に昼食を済ませる。

喉の違和感は続いたまま、だるさを感じてソファーに寝転ぶ。

洗い物はちょっと休憩してからやろうと思っているうちに寝てしまった。


13:30

30分ほどで目覚めるが倦怠感が抜けない。

自分で首や脇を触るが熱くもない。

このだるさはきっと疲れか猛暑のせいだわーと思いつつ、念のため、検温

38.0℃

えっ?うそうそ!何で?

強く擦っちゃった?寝起きだから?

もう1回、測ってみよう!

38.1℃

えっ?おかしい、おかしい!

全然、熱く感じないけどー

もう1回、測って!

38.1℃


あー発熱している。現実だ。


数日後に1年前から友人と行くと決めていた予定があるのに。

コロナだとしたら日数的にアウトだ。


どうしよう、今流行ってるしコロナかも。


そう言えば、3年前の感染時は喉の違和感から始まった。

その時の感覚に似てるような気もする。

夫や息子たちにうつしてしまってるかも。

どうしよう、どうしよう!

え?でも、私、ここ最近、電車にも乗ってないし、買い物に行く時はマスクをしているし。

家族がもらってきて私が移る可能性はあるけど、私からってことはないはずよね?

今朝は夫も息子たちも元気だったよね。

いやでも、マスクしてるから100%大丈夫なわけではないか‥‥


家に抗原検査キットはあったはず。

でも次男が市販品で検査して陰性だったけど、PCR検査で陽性→夫と私に感染→後遺症だったじゃない!

その時より精度は上がってるとしても、白黒つけるために病院で検査してもらった方がいい。

受診しよう。



近場の発熱外来対応の内科と耳鼻科に電話をする。

1件目 その日は午後診療なし

2件目 発熱の方が多いので、待合室ではなく冷房の効いていない廊下で長時間、待ってもらうかもしれないが、それでも良ければ診察可能

3件目 受診したことない病院だが14:30に来てもらえれば大丈夫


3件目の病院を受診すると決めた。


14:30

私の他に20代くらいの若い男性と共に、

元々、病室であったらしき部屋に通される。

カーテンで隔てられ椅子に座って待つ。

しばらくして看護師が訪れ問診。

「今はコロナが流行っててインフルエンザはほとんど出てませんが、インフルの検査はどうしますか?」

白黒はっきりさせたいので、

「同時検査でお願いします」


綿棒で鼻の奥までグリグリ

あぁー痛い、痛い

涙目になる。

3年前のコロナの時は唾液でPCR検査だったから、鼻グリグリ検査はかなり久しぶりだった。


10〜15分くらいで検査結果が出るはずだが、なかなか呼ばれない。


通常の診察時間とは別の時間だったはず。

混んでるわけでもない。

待ち時間が長ければ長いほど、悪い方を想像してしまう。


夫には発熱し受診することは連絡済みだが、

息子たちにはまだ伝えてない。

陽性だったら、夫と息子達に伝えるとして、

今は濃厚接触者というもの自体がないので、

自宅待機の必要がない。

だが、毎日、同じ家にいて感染している可能性は高い。

夫、息子から他者に感染、クラスターの発端なんてことは避けたい。

やはり自宅待機してもらおうか?どうしようか?


友人達と1年前から計画していたお出かけ。

日数的にギリギリ、アウト。

楽しみにしてきたから残念でならないが仕方ない。

私以外の皆で行ってもらうしかない。
なんて謝ろうかな。

それより、2度目のコロナで後遺症が強く出るのではないかと不安でならない。
どうしよう、どうしよう。

そんなことを延々と考える。
30分以上経ってようやく看護師に呼ばれ診察室に通される。
「電話での診察になりますのでお待ちください」
と言われた。

先ほどの20代くらいの男性とは別室。
別室だし、電話で診察なんてことは、
陽性だったんだ。そうに決まってる。
はぁー
悪い方でしか考えられない。

5分ほどして携帯に着信
「〇〇さんの携帯で間違いないですか?」
「はい」
「えーっと、発熱してまだそんなに時間経ってないから100%OKとは言えないけれど、
コロナ、インフルエンザともに陰性ねー」

「えっ⁈ 陰性?あぁー良かった。ありがとうございます」
「薬どうする?」
「とりあえず、解熱鎮痛剤と、喉が痛いのでそちらに効くお薬、今のところ、たまにですけど咳が出るので咳止めのお薬出してもらえると助かります」
「うん、わかった!
じゃー最後にお顔を見せてもらうから待っててね」

ん?陰性だし、最後に診察室に来るなら、この電話いらなくない?最初から診察室に来て話せば良くない? 
まーそんなんどうでもいいや、
とにかく陰性だったから良かった。

すぐに夫に連絡。
息子たちには帰宅してから伝えた。

翌日はまだ微熱があったが、
3日目には平熱
だるさもなくなった。
たま〜に咳が出るが、喉の痛みもほとんどなくなった。
友人とのお出かけも予定通り行けそうだ。

予期せぬ発熱にかなりヒヤヒヤしたが、
ただの風邪で済んだようだ。

あと何年、体調を崩すたびにこのヒヤヒヤは続くのでだろうか。