忘れもしない3年前の8月下旬。
次男がコロナワクチンを接種したその日、
2日前に利用していた施設から、
「次男くんが濃厚接触者の可能性があります」
と電話があった。
市販の抗原検査(研究用)で検査してみる。
陰性
うーん、どうなんだろう。
連絡を受けた翌日、微熱。
これはワクチンの副反応?コロナ?
どっちなの?
ずっと心がザワザワ、モヤモヤ
その日の午後、発熱外来のある病院に片っ端から電話をかける。
夕方、受け入れOKの病院を受診、検査
2日目の夜、私と夫は喉に違和感を感じる。
次男が陽性なら、夫と私もコロナだろう。
3日目の朝、「陽性」の連絡
AM、次男が検査を受けた病院で、夫、私、長男がPCR検査を受ける。
4日目の朝、夫と私が「陽性」、長男「陰性」の連絡を受ける。
陰性の長男を自室に隔離。
共用部分は時間差で使用しその都度、消毒。
長男に感染することなく10日間の自宅療養を終え、日々の生活に戻るつもりだった。
だが、そんなに簡単には戻れない。
当時の濃厚接触者は、同居の家族の自宅療養期間が終わってから2週間の自宅待機が必要。
実質1ヶ月近く、外出禁止。
長男は大学受験を乗り越え、大学に入学した年。
世の中は緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出は控えるような時とは言え、
大学生になって初めての夏休みを台無しにしてしまった。
今でも可哀想なことをしたなーと思ってしまう。
その長男も現在、大学4年生。
就職も決まり、毎日、バイトに遊びに満喫している。
先日、
「入社するまでしかできないから、髪の毛染めてくる!」
と言って外出した。
夜遅くに帰宅したので、翌朝、長男の部屋を覗く。ベットにはスーパーサイヤ人が横たわっている。
染めるのはわかっていたものの、もう少しマイルドな色を想像していたのでかなりの衝撃だ。
ま、そのうち見慣れるだろう。
残りの学生生活を楽しんでくれればそれでいい。
そして、3年後の私。
しっかり3年以上分の老化をしている。
感染前は年齢より若く見られていたはずなのに、今は年齢相応?それより老けてみられていたら嫌だな。
長年、通っていた美容室が6月いっぱいで閉店してしまい、現在、美容室難民。
そんな事情は関係なく、元々、髪の毛が伸びるのが激早で白髪はすぐ自己主張してくる。
とりあえず、近所のカラー専門店で染めることにした。
今回で2回目。
あれこれオプションをつけるとそれなりの金額になるが、お手頃価格で綺麗に染めてくれるし、余計な会話も必要ないので気に入っている。
カットやパーマなどはしていないので、
そろそろ本格的に美容院は探さなければいけないが、
カラーだけは今後もこちらの専門店でもいいかなーと思っているところ。
少なくとも実年齢以上には見られないように
心身共に健康でいること、いつも小綺麗でいるよう心がけよう!
と心に誓った3年後の今日である。