昨日を持って、夫の待機期間が終了。
旅行期間中の狭い車内、ホテルの部屋、食事会場とガッツリ濃厚接触していたので、
私と息子は感染しているだろう。
そしてまた後遺症に苦しめられるのだろうかと不安で仕方なかった。
だが、夫は休み明けの月曜日、会社で感染したらしく、土日の濃厚接触は関係なかったようだ。
おかげで私も息子も何の症状もなく待機期間を終えた。
タイミング一つで人生が変わる。
夫の感染源の人は、日曜日から体調不良だったのに、月曜日、取引先での商談があり、無理して行ってしまったそうだ。
ここで無理しなければ、その人だけで済んだはず。
取引先から会社に戻らず、そのまま帰っていたら、
会社で夫や隣席の人たちは、移らなくて済んだはず。
その人が金曜日から具合が悪かったら、夫はコロナに感染した状態で旅行、同行している私たちは間違いなく感染していたであろう。
元々は3連休に旅行しようと考えていたが、
諸事情で、1週間ずらした。
当初の計画通り3連休に旅行できていたなら、濃厚接触はなく、そこまで感染を恐れていなかったかもしれない。
月曜日はまだ旅行の疲れが残っていて、抵抗力が落ちていなかったら、感染せずに済んだかもしれない。
2年前に感染してから、夫は私のような後遺症の症状はなかったものの、以前ほどの体力や抵抗力がなくなっていた。
元々、滅多に体調を崩す人ではなかった。
風邪をひいても1日しっかり寝れば、受診することなく回復するような人だった。
だが、この2年間は体調を崩し、受診。
何日も寝込むことが数回あった。
私が後遺症になっていなければ、感染自体そんなに怖がることもなかっただろう。
どれか一つでもタイミングがズレていたら、感染せずに済んだかもしれないし、
後遺症のことも考えることもなかったかもしれない。
5類になり、どんどん軽視されてはいるが、決して感染者が激減したわけでもない。
後遺症患者が激減したわけでもない。
有効性のある治療薬ができたわけでもない。
コロナに限ったことではないが、
ほんの少しのタイミングの違いで、
本人だけはなく、他人の人生まで影響を与える。
何事にも直感だけで行動せず、後先のことを考えて慎重に行動しようと思った。