濃厚接触者として、5日間の自宅待機が終了し、いつも通りの生活に戻った。
濃厚接触者と自分で判断しただけで、保健所や医療機関から連絡があったわけではない。
私のように自ら自宅待機を選択する人もいるだろうが、言わずにそのまま社会生活を続けてしまう人も多いのだろうと推測する。
昨年、私が感染した時の陽性者、濃厚接触者の定義と
現在の陽性者、濃厚接触者の定義が違う。
以前と比べて、かなり緩和されている。
自宅待機から早く自由になれて嬉しい反面、複雑な心境でもある。
定義が緩和されたのは、
コロナウイルス自体が弱毒化しているから?
多くの人がワクチンを接種しているので、少なからず抗体があって感染しにくいから?
感染しても軽症で済むから?
感染者が増え、濃厚接触者が増えると、社会生活が円滑でなくなるから?
軽症で済んだからと言って後遺症がないとも言えない。
もう二度と感染したくない。
後遺症にもなりたくない。
この気持ちはずっと変わらない。
だが、世間はコロナウイルス自体を軽視し、5類相当にする方向で議論されている。
どんなに私が感染したくなくて対策したとしても、周りがその流れでいけば、あまり対策しても意味がなくなる。
私も意識を変えていくしかないのだろうか?
そうなったとしても、今も苦しんでいる後遺症患者がいることを忘れないで欲しい。
見捨てないで欲しいと切に願う。