感染から1年を迎える前に、自分で後遺症から卒業したと決めた。


だが、やはり体力が戻りきっていない。


月1サイクルで美容院でのカラーリング。

夫も息子もいない日。

昼食の用意の必要もないし、一人ランチしてこよう!

車で行くと駐車場代がバカにならない。

時間を気にしたくないので電車で行った。


美容院にいる間、一人ランチ中までは元気だった。

だが、洋服や雑貨の店を見ながら歩いていると、徐々に疲労を感じる。


大丈夫、大丈夫!

と自分に言い聞かせながら、また別の店へ。

自分好みのバッグがたくさんあって、どれにしようか迷っていたが、

そのうち、バッグのことより「疲れた!」という気持ちの割合が大きくなってくる。


あー疲れた。歩きたくない。


本当に気に入って、コレだ!と一目惚れするようなバッグがあれば、迷うことなどない。

疲労なんて感じてる暇もないはずだ。

それが意識のほとんどが「疲れた!」になってしまっている。


もういいや、帰ろう!

バッグがないわけではないし、買わなくてもどうということもない。

どうしても欲しいと思えば、後日また来れば良い。


駅まで歩く。

改札で電光掲示板を見ると、乗りたい路線は1分後。

小走りに向かう人々。

無理すればいけないことはないが、そこまでの気力がない。

次の電車でいいや。

停車していた電車に乗り迷わず座る。

最寄駅に到着し改札を出ると、あぁー暑い。

わずか5分の道のりすら歩きたくないと思ってしまう。

しかたなく汗だくになりながらとぼとぼ歩き帰宅。


エアコンをつけてソファーになだれ込みたい気持ちを抑え、手洗いうがい。

冷たいお茶をごくごく飲んでからソファーになだれ込んだ。

あーグッタリ。

テレビをつけたが、ほとんど見ることなく眠ってしまった。

1時間ほどで目覚めたが疲労は残ったまま。


後遺症から卒業したと思っていても、これくらいの外出でグッタリしてしまう。

まだまだ体力が戻りきっていない。


後遺症になってからというもの、無理すると反動が大きくなってしまったこともあり、動いていいものか悩む。


体力をつけるにはどうしたら良いのだろうか?

毎日、少しずつ運動量を増やしていけば、徐々に体力がついていくだろうか?


もう少し涼しくなったら、まずはウォーキングでも始めてみようかと思っている。